このユーティリティは POPFile 0.21.0 以降で使われている SQLite データベースについて、いくつかの整合性チェックを行います。このユーティリティを実行する前に POPFile を終了させておいてください(そうしないとこのユーティリティが POPFile のデータベースファイルを開くことができないでしょう)。
Windows 版の POPFile は SQLite データベースを検証したり変更したりするために使うことができるコマンドラインユーティリティをインストールします。このコマンドラインユーティリティの最も一般的な使い方は、SQLite データベースが “壊れている” あるいは破損しているかどうかを確かめる整合性チェックを行うことです。
POPFile のインストーラは SQLite コマンドラインユーティリティを簡単に使うことができるようショートカットを作成しますが('User Data' フォルダにある “Run SQLite utility” ショートカット)、ユーティリティは DOS 窓で動作し、SQLite ユーティリティになにかさせて、その結果を表示させるためにはコマンドを入力する必要があります。
“POPFile SQLite データベースステータスチェック” ユーティリティ(pfidbstatus.exe)は小さな Windows のプログラムで、自動的に SQLite ユーティリティを起動させ、必要なコマンドを発行してその結果を表示します。
Windows 版のバージョン 0.22.3(あるいはそれ以降)のインストーラはこのユーティリティへの 2 つの “Check database status” ショートカットを作成します: ひとつはスタートメニュー(スタート - プログラム - POPFile - Support)に、もうひとつは 'User Data' フォルダに。'User Data' フォルダのショートカットがデータベースファイルを名前によって見つけるのに対し、スタートメニューの方はレジストリを確認してデータベースを見つけます。
POPFile の SQLite データベースが複数ある場合には、このユーティリティのコピーをデータベースと同じフォルダに置くか(デフォルトの 'popfile.db' というファイル名を使っていることを仮定しています)、コマンドラインでデータベースのファイル名あるいはフルパスを与えるか、適切なショートカット経由で実行します
pfidbstatus.exe my_data.db
または
pfidbstatus.exe C:\Data Files\POPFile\database.db
または
pfidbstatus.exe /registry
('/registry' を使うことにより、インストーラか 'Add POPFile User' ウィザードによって作られるユーザごとのレジストリデータを使ってデータベースファイルを見つけるようユーティリティに強制させます)
ある程度以前のバージョンの POPFile はデータベースに POPFile のスキーマのバージョンを保存していません。そのため、以下の “エラー” はおそらく無視することができます(これはこのデータベースが古いバージョンの POPFile で作られたものであることを意味しているだけです - 現在のバージョンにアップグレードした場合、データベースはスキーマバージョン番号を含んだものにアップグレードされます):
SQLite error detected when extracting POPFile schema version: (SQL error: no such table: popfile)
POPFile SQLite データベースステータスチェック ユーティリティは 0.22.3 リリースとともに初めて提供されました。POPFile 0.21.0 以降と互換性のあるスタンドアロンバージョンは個別にダウンロードすることができます。 (177 KB zip ファイル)
Should you find anything in the documentation that is incomplete, unclear, outdated or just plain wrong, please let us know and leave a note in the Documentation Forum.