OS に関わらず、クロスプラットフォームの POPFile を動かすためには、Perl がインストールされている必要があります。
POPFile はおそらくデフォルトではシステムにインストールされていない、いくつかのモジュールを必要とします。これらのすべてのモジュールは、 CPAN に置かれており、以下のコマンドでインストールすることができます;
ppm ppm>install Modulename ppm>quit
perl -MCPAN -e shell cpan>install Modulename cpan>quit
注意: インストール中に“Make”で“Not OK” エラーがでたら、下記のSuSE での例を見てください。 SuSE サンプルウォークスルー
現在のところ、以下のモジュールが必要になるかもしれません:
SSL を使用する場合は、OpenSSL (http://www.openssl.org/)も必要となるでしょう(Windows ユーザは、ssleay32.dll と libeay32.dll のファイルだけが必要です)。
特定のモジュールがすでにシステムにインストールされているかどうかを確認するには、以下のような Perl の1行コマンドを実行します。バージョンナンバーが表示されたら、インストールされています。Can't locate Modulename.pm in @INC という Perl のメッセージが表示されたら、インストールされていません(あるいは打ち間違いです)。
perl -MMIME::Base64 -e 'print $MIME::Base64::VERSION' perl -MMIME::QuotedPrint -e 'print $MIME::QuotedPrint::VERSION'
システムにインストールされている Perl のバージョンを確認するには、以下の1行コマンドを実行します;
perl -v
[#asperlanchor]
ActivePerl-5.8.9.826 をインストールして、/perl/bin ディレクトリに移動し、PPM と入力します。
PPM>Install DBI PPM>Install timedate PPM>Install html-template PPM>Install dbd-sqlite PPM>q
POPFile の最新版をインストールして、SQLite を使用するように設定を変更します。
これで POPFile が動作するように設定することができました。POPFile の追加モジュールやサービスを使用しようとしている場合は、Perl モジュールを追加する必要があるでしょう。
[#suseperlanchor]
SuSE 9.1 Personal には開発用のユーティリティ(たとえば “make” など)が含まれていません。cpan のインストールで “Not OK” のエラーが発生する場合は、どのディストリビューションの場合でも、“make” がないか、見つからないという印です。
Gcc と make (これらが依存するものも含めて)を YAST2 を利用してインストールします。
“make” がスーパーユーザのコンソールから見つけられるように CPAN を設定します。
perl -MCPAN -e shell cpan>o conf init (注意:"make" が見つかるならば、全ての質問に対してデフォルトで答えれば大丈夫です) cpan>quit
次に、スーパーユーザとしてコンソールからモジュールをインストールします。
perl -MCPAN -e shell cpan>install DBI cpan>install DBD::SQLite cpan>install HTML::Template cpan>install Date::Parse cpan>quit
POPFile の最新版をインストールして、SQLite を使用するように設定を変更します。
これで POPFile が動作するように設定することができました。POPFile の追加モジュールやサービスを使用しようとしている場合は、Perl モジュールを追加する必要があるでしょう。
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