AVAST の最新バージョン (4.5)

最新バージョンの Avast は (Windows NT/2000/XP では) 透過プロキシとして動作するため、POPFile は通常使うように設定すれば動きます。Avast は (設定を変更することなく) POPFile より前に、受信メールをスキャンするでしょう。

注意: 過去に以下の方法に従って Avast を設定していた場合は、設定を変更する必要があります。そうしなければ、メールが 2 回スキャンされることになります。 Avast v4.5 のために設定を修正する

AVAST 4.x を Windows 9x で使用するための設定

マイコンピュータから、下記を開きます:

c:\Program Files\Alwil Software\Avast\Data

“avast4.ini” というファイルを探して、メモ帳で開きます。 以下の行があらわれるまで下にスクロールします:

[MailScanner]

[MailScanner] から ShowTrayIcon までのすべての行を選択します。下記をコピーして、avast4.ini の選択した部分に貼り付けます:

PopListen=127.0.0.1:8110
Trust=127.0.0.1
DefaultPopServer=127.0.0.1:110
SmtpListen=127.0.0.1:25
ImapListen=127.0.0.1:144

([MailScanner] から ShowTrayIcon までのすべての行を上記で置き換えることになります)

ファイルを保存します。

Avast の設定は以上です。

(訳注:SMTP 認証に対応していないメールクライアントを使用している場合には、DefaultSMTPServer=smtp.your.isp.com という行も必要になるでしょう(SMTP サーバが smtp.your.isp.com の場合))

メールクライアントの設定

(Outlook Express を使用している場合の例)

ツール ⇒ アカウント を開き、プロパティボタンをクリックします。

サーバータブをクリックします。

POP3 と SMTP に書かれている内容を忘れないようにメモしておきます。

POP3 と SMTP サーバーをともに 127.0.0.1 に変更します。

アカウント名には: <もとの POP3 サーバ>:<ユーザ名> と設定します。

(もとの POP3 サーバが “incoming.here.com” で、ユーザ名が MickeyMouse であれば、incoming.here.com:MickeyMouse と設定します)

“このサーバーは認証が必要” にチェックをして、“設定” ボタンをクリックします。

“次のアカウントとパスワードでログオンする” にチェックを入れ、“アカウント名” に下記のように入力します:

<ユーザ名>#<もとの SMTP サーバ>

パスワードを入力します。

(もとの SMTP サーバが “outgoing.here.com” で、ユーザ名が MickeyMouse であれば、MickeyMouse#outgoing.here.com と設定します)

OK をクリックします。

詳細設定タブに移動します(ダイアログのいちばん上にあります)。

受信メールサーバー (POP3) のポートを 110 から 8110 に変更します。

適用と OK をクリックします。

これでメールクライアントの設定変更は完了です。

POPFILE の設定

POPFile の UI を開いて、詳細設定タブをクリックします。下にスクロールして、下記の設定を確認します:

pop3_port: 110
pop3_secure_port: 110

“更新” ボタンをクリックします。

すべて閉じて、マシンを再起動します。

これで Avast と POPFile が動くようになりました。

メールに、Avast の受信/送信メッセージが追加されているでしょう。自分にメールを送って確認してみてください。

[#fixavast]

Avast v4.5 にあわせて設定を修正する

Avast v4.5 は Windows NT/2000/XP 上で動作する場合、 “透過的に” pop3 通信をスキャンします。そのため、Avast と一緒に使うために POPFile に特別な設定をする必要はありません。Avast と一緒に使うために “プロキシ・チェーン” 設定を行っていた場合、アップグレードしたあとに下記の選択肢のどちらかを選ぶことができます(そうしなければメールが Avast に 2 回スキャンされることになります)。

1). Avast にポート 110 の監視をやめて、前に設定したポート(メールクライアントにも設定した)をスキャンし続けるように設定することができます: PopRedirectPort=8110 (あるいは前に設定したポート) を Avast.ini ファイルの [MailScanner] セクションに追加します。

2). Avast の設定をデフォルトに戻し、メールクライアントを通常 POPFile を使用するように変更します。すなわち、メールクライアントを、POPFile を普通に使っていたときの設定に戻し、Avast.ini の設定をデフォルトに戻すことによって、ポート 110 以外の “チェック” を止めます:

-----default yet complete ini section ----- 
[MailScanner]

DefaultPopServer= 
DefaultSmtpServer= 
DefaultImapServer= 
PopListen=127.0.0.1:110 
SmtpListen=127.0.0.1:25 
ImapListen=127.0.0.1:143 
UseDefaultSmtp=0 
AutoSetProtection=1 
ShowTrayIcon=1 
UseAlternateRtfSyncing=1 
Log=1 
PassThrough=0 
Trust=127.0.0.1 
UseWSAAccept= 
StartPop= 
StartSmtp=1 
StartPop= 
StartImap= 
PopRedirectPort=110 
SmtpRedirectPort=25 
ImapRedirectPort=143 

原文

 
jp/howtos/avast.txt · Last modified: 2008/02/08 19:49 by 127.0.0.1

Should you find anything in the documentation that is incomplete, unclear, outdated or just plain wrong, please let us know and leave a note in the Documentation Forum.

Recent changes RSS feed Donate Driven by DokuWiki
The content of this wiki is protected by the GNU Fee Documentation License