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jp:howtos:avast [2008/02/08 19:49] (current) – created - external edit 127.0.0.1
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 +==== AVAST の最新バージョン (4.5) ====
 +
 +最新バージョンの Avast は (Windows NT/2000/XP では) 透過プロキシとして動作するため、POPFile は通常使うように設定すれば動きます。Avast は (設定を変更することなく) POPFile より前に、受信メールをスキャンするでしょう。
 +
 +注意: 過去に以下の方法に従って Avast を設定していた場合は、**設定を変更する必要があります**。そうしなければ、メールが 2 回スキャンされることになります。
 +[[JP:HowTos:Avast#fixavast| Avast v4.5 のために設定を修正する]]
 +
 +==== AVAST 4.x を Windows 9x で使用するための設定 ====
 +
 +マイコンピュータから、下記を開きます:
 +
 +<code>c:\Program Files\Alwil Software\Avast\Data</code>
 +
 +"avast4.ini" というファイルを探して、メモ帳で開きます。
 +以下の行があらわれるまで下にスクロールします:
 +
 +<code>[MailScanner]</code>
 +
 +[MailScanner] から ShowTrayIcon までのすべての行を選択します。下記をコピーして、avast4.ini の選択した部分に貼り付けます:
 +
 +<code>
 +PopListen=127.0.0.1:8110
 +Trust=127.0.0.1
 +DefaultPopServer=127.0.0.1:110
 +SmtpListen=127.0.0.1:25
 +ImapListen=127.0.0.1:144
 +</code>
 +
 +([MailScanner] から ShowTrayIcon までのすべての行を上記で置き換えることになります)
 +
 +ファイルを保存します。
 +
 +Avast の設定は以上です。
 +
 +(訳注:SMTP 認証に対応していないメールクライアントを使用している場合には、DefaultSMTPServer=smtp.your.isp.com という行も必要になるでしょう(SMTP サーバが smtp.your.isp.com の場合))
 +
 +==== メールクライアントの設定 ====
 +
 +(Outlook Express を使用している場合の例)
 +
 +ツール ⇒ アカウント を開き、プロパティボタンをクリックします。
 +
 +サーバータブをクリックします。
 +
 +POP3 と SMTP に書かれている内容を忘れないようにメモしておきます。
 +
 +POP3 と SMTP サーバーをともに //127.0.0.1// に変更します。
 +
 +アカウント名には: //<もとの POP3 サーバ>:<ユーザ名>// と設定します。
 +
 +(もとの POP3 サーバが "//incoming.here.com//" で、ユーザ名が //MickeyMouse// であれば、//incoming.here.com:MickeyMouse// と設定します)
 +
 +"このサーバーは認証が必要" にチェックをして、"設定" ボタンをクリックします。
 +
 +"次のアカウントとパスワードでログオンする" にチェックを入れ、"アカウント名" に下記のように入力します:
 +
 +<code><ユーザ名>#<もとの SMTP サーバ></code>
 +
 +パスワードを入力します。
 +
 +(もとの SMTP サーバが "//outgoing.here.com//" で、ユーザ名が //MickeyMouse// であれば、//MickeyMouse#outgoing.here.com// と設定します)
 +
 +OK をクリックします。
 +
 +詳細設定タブに移動します(ダイアログのいちばん上にあります)。
 +
 +受信メールサーバー (POP3) のポートを 110 から 8110 に変更します。
 +
 +適用と OK をクリックします。
 +
 +これでメールクライアントの設定変更は完了です。
 +
 +==== POPFILE の設定 ====
 +
 +POPFile の UI を開いて、詳細設定タブをクリックします。下にスクロールして、下記の設定を確認します:
 +
 +<code>pop3_port: 110
 +pop3_secure_port: 110</code>
 +
 +"更新" ボタンをクリックします。
 +
 +すべて閉じて、マシンを再起動します。
 +
 +これで Avast と POPFile が動くようになりました。
 +
 +メールに、Avast の受信/送信メッセージが追加されているでしょう。自分にメールを送って確認してみてください。
 +
 +[#fixavast]
 +
 +==== Avast v4.5 にあわせて設定を修正する ====
 +
 +Avast v4.5 は Windows NT/2000/XP 上で動作する場合、 "透過的に" pop3 通信をスキャンします。そのため、Avast と一緒に使うために POPFile に特別な設定をする必要はありません。Avast と一緒に使うために "プロキシ・チェーン" 設定を行っていた場合、アップグレードしたあとに下記の選択肢のどちらかを選ぶことができます(そうしなければメールが Avast に 2 回スキャンされることになります)。
 +
 +1). Avast にポート 110 の監視をやめて、前に設定したポート(メールクライアントにも設定した)をスキャンし続けるように設定することができます:
 +//PopRedirectPort=8110// (あるいは前に設定したポート) を Avast.ini ファイルの //[MailScanner]// セクションに追加します。
 +
 +2). Avast の設定をデフォルトに戻し、メールクライアントを通常 POPFile を使用するように変更します。すなわち、メールクライアントを、POPFile を普通に使っていたときの設定に戻し、Avast.ini の設定をデフォルトに戻すことによって、ポート 110 以外の "チェック" を止めます:
 +<code>
 +-----default yet complete ini section ----- 
 +[MailScanner]
 +
 +DefaultPopServer= 
 +DefaultSmtpServer= 
 +DefaultImapServer= 
 +PopListen=127.0.0.1:110 
 +SmtpListen=127.0.0.1:25 
 +ImapListen=127.0.0.1:143 
 +UseDefaultSmtp=0 
 +AutoSetProtection=1 
 +ShowTrayIcon=1 
 +UseAlternateRtfSyncing=1 
 +Log=1 
 +PassThrough=0 
 +Trust=127.0.0.1 
 +UseWSAAccept= 
 +StartPop= 
 +StartSmtp=1 
 +StartPop= 
 +StartImap= 
 +PopRedirectPort=110 
 +SmtpRedirectPort=25 
 +ImapRedirectPort=143 
 +
 +</code>
 +
 +[[HowTos:Avast | 原文]]
  
 
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