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jp:howtos:upgradingpopfiledata [2007/01/24 09:44] – amatubu | jp:howtos:upgradingpopfiledata [2008/02/08 19:49] (current) – external edit 127.0.0.1 | ||
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====== 既存の POPFile のデータをアップグレードする ====== | ====== 既存の POPFile のデータをアップグレードする ====== | ||
- | Windows 版の POPFile | + | ===== Windows 版の POPFile |
- | インストーラーが、いくつかの | + | Windows 版の POPFile |
- | この | + | インストーラーはこれらの進行中のメッセージを表示するためにいくつかの Windows |
- | POPFile は起動するたび、コーパスのデータベースアップグレードが必要かどうか確認します。アップグレードの間、POPFile はメールクライアントからの要求に反応しませんし、POPFile | + | ===== クロスプラットフォーム版の POPFile |
- | アップグレードが非常に大きなデータベース (100MB 以上) | + | この wiki のページでは、クロスプラットフォーム版のユーザーに対して、コーパスのデータベースアップグレードに関する概要を説明しています。 |
- | アップグレード方法は、クロスプラットホーム版では、通常 | + | POPFile は起動するたび、コーパスのデータベースアップグレードが必要かどうか確認します。アップグレードしている間、POPFile はメールクライアントからの要求に反応しませんし、POPFile UI も動作しません。 |
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+ | システムによっては、非常に大きなデータベース (100MB 以上) をアップグレードする場合、30分以上かかることがあります。その間、POPFile が固まってしまったように見え、CPU負荷が高まり、大量のディスクアクセスが発生するでしょう。 | ||
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+ | アップグレード方法は、クロスプラットフォーム版の zip ファイルに含まれるリリースノートに記載されています。これらのリリースノートはオンラインでも利用可能です、たとえば: | ||
* [[http:// | * [[http:// | ||
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* [[http:// | * [[http:// | ||
- | POPFile はもともとフラットファイルをコーパスとして使い始め、複数のBerkeleyDB データベースファイルに移行し(短い期間)、現在はひとつの SQLite データベースをコーパスとして使用しています。POPFile は自動的に既存のコーパスを現在のフォーマットにアップグレードします。これは、(訳注 POPFile と一緒に)インストールされた | + | POPFile はもともとフラットファイルをコーパスとして使い始め、複数のBerkeleyDB データベースファイルに移行し(短い期間)、現在はひとつの SQLite データベースをコーパスとして使用しています。POPFile は自動的に既存のコーパスを現在のフォーマットにアップグレードします。そのためには、必要な |
- | バージョン 0.22.2 リリースノートより: | + | |
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こちらも参照してください: | こちらも参照してください: | ||
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- | SQLite モジュールを追加するときには注意が必要です - 二つの互換性のないバージョンがあり(SQLite 2.x と SQLite 3.x のライブラリ)、現在のPOPFile (0.22.3)はSQLite 2.x でしか動作しないためです。 | + | ==== SQLite Perl モジュールについて ==== |
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+ | SQLite モジュールを追加するときには注意が必要です - 二つの互換性のないバージョンがあり(SQLite 2.x のライブラリを使用しているものと SQLite 3.x を使用しているもの)、現在の POPFile (0.22.5)は SQLite 2.x でしか動作しないためです。 | ||
POPFile が SQLite を使い始めたとき、SQLite Perl モジュールは、SQLite 2.x のライブラリを使用していました。しかし、SQLite 3.x | POPFile が SQLite を使い始めたとき、SQLite Perl モジュールは、SQLite 2.x のライブラリを使用していました。しかし、SQLite 3.x | ||
- | がリリースされたとき、SQLite モジュールは SQLite 3.x を使用するようにアップグレードされたため、SQLite 2.x をサポートするために新しいSQLite2 Perl モジュールが作成されました。この事情はわかりにくいでしょうから、ある程度の詳細が [[: | + | がリリースされたとき、SQLite モジュールは SQLite 3.x を使用するようにアップグレードされ、新たに SQLite 2.x をサポートする SQLite2 Perl モジュールが作成されました。この事情はわかりにくいでしょうから、ある程度の詳細が [[: |
- | + | ||
- | SQLite2モジュールを Perl に追加し、 popfile.cfg を編集して SQLite 2を使用するのは、簡単だということが分かるでしょう([[: | + | === POPFile 0.22.5 === |
- | + | ||
- | BerkeleyDB やフラットファイルのコーパスから、SQLite データベースへのアップグレードは、POPFile が起動したときに行われます。このデータベースアップグレードにはある程度の時間がかかり(数分程度)、この間 POPFile は固まったように(たとえば UI が見えなく)なります。それぞれのコーパスが変換されるたび、昔のBerkeleyDB のデータベースファイル(table.db)や、昔のフラットファイル(table)は削除されますので、コーパスのディレクトリを見れば、アップグレードの進展を確認することもできます。 | + | POPFile 0.22.5 はデフォルトで SQLite2 モジュールを使用します。そのため、POPFile を初めてインストールするのであれば、popfile.cfg を編集する必要はないでしょう。 |
- | + | ||
- | コーパスの変換プロセスは、存在するBerkeleyDB コーパスを廃棄しますので、アップグレード中に予期せぬ出来事が起こっても対応できるよう、アップグレード前に、バックアップを取ることをおすすめします。 | + | === POPFile 0.22.4 以前 === |
- | + | ||
- | デフォルトでは、SQLite データベース (popfile.db) はpopfile.cfg と同じディレクトリに作成されますので、いったんBerkeleyDB からのコーパス変換が完了したら、空のコーパスを削除しても安全です。 | + | SQLite2 モジュールを Perl に追加し、 popfile.cfg を編集して SQLite 2を使用する方が簡単だと思われるかもしれません([[: |
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+ | ===== アップグレードプロセスについて ===== | ||
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+ | BerkeleyDB やフラットファイルのコーパスから、SQLite データベースへのアップグレードは、POPFile が起動したときに行われます。このデータベースアップグレードにはある程度の数分程度(場合によっては数十分)の時間がかかり、この間 POPFile は固まったように(たとえば UI が見えなく)なります。それぞれのコーパスが変換されるたび、昔のBerkeleyDB のデータベースファイル(table.db)や、昔のフラットファイル(table)が削除されますので、コーパスのディレクトリを見れば、アップグレードの進展を確認することもできます。 | ||
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+ | コーパスの変換プロセスは、既存の BerkeleyDB | ||
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+ | デフォルトでは、SQLite データベース (popfile.db) はpopfile.cfg と同じディレクトリに作成されますので、いったん BerkeleyDB | ||
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