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jp:howtos:macosx [2011/09/19 11:43] amatubujp:howtos:macosx [2015/04/11 10:06] amatubu
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 ====== Mac OS X へのインストール ====== ====== Mac OS X へのインストール ======
  
-POPFile v1.1.0 には初めての公式な Mac OS X インストーラが追加されました! あなたの Mac に簡単に POPFile をインストールすることができます。 **POPFile v1.1.3 は Mac OS X 10.(Lion) と互換性があります。**+POPFile v1.1.0 には初めての公式な Mac OS X インストーラが追加されました! あなたの Mac に簡単に POPFile をインストールすることができます。 **POPFile v1.1.3 は Mac OS X 10.10 (Yosemite) と互換性があります。**
  
 ===== 必要な環境 ===== ===== 必要な環境 =====
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   * Mac OS X 10.3.9 以降   * Mac OS X 10.3.9 以降
  
-  * [[:JP:download|最新バージョンの POPFile]]. \\ **注意:** Mac OS X 版のインストーラは 3種類あります。Mac OS X 10.7 (Lion) 用、Mac OS X 10.6 (Snow Leopard) 用、それから古いバージョンの Mac OS X 用です。+  * [[:JP:download|最新バージョンの POPFile]]. \\ **注意:** Mac OS X 版のインストーラは 4種類あります。Mac OS X 10.10 (Yosemite) 用、Mac OS X 10.7 (Lion) から 10.9 (Mavericks) 用、Mac OS X 10.6 (Snow Leopard) 用、古いバージョンの Mac OS X 用です。
  
   * POP3 プロトコルを使用するメールアカウント(ほとんどのアカウントはそうですが、Hotmail や Yahoo! メールのような Web ベースのサービスについては追加ソフトウェアを使用しなければ POPFile を使うことはできません。[[:JP:HowTos | プロキシとファイアウォールの設定]] を参照してください。   * POP3 プロトコルを使用するメールアカウント(ほとんどのアカウントはそうですが、Hotmail や Yahoo! メールのような Web ベースのサービスについては追加ソフトウェアを使用しなければ POPFile を使うことはできません。[[:JP:HowTos | プロキシとファイアウォールの設定]] を参照してください。
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   * また、インストーラは XMLRPC モジュール、NNTP、SMTP プロキシ、IMAP モジュールもインストールします。   * また、インストーラは XMLRPC モジュール、NNTP、SMTP プロキシ、IMAP モジュールもインストールします。
  
-  * オプションの SSL サポートが必要場合は、//POPFile-addssl.pkg// インストーラを使ってインストールすることができます。このモジュールにより、POPFile はメールサーバに SSL 接続行うことができます。追加の Perl コネントと SSL ライブラリのために 1.6MB のディスク領域が追加で必要となります。+  * SSL のサポートはオプションではくなりました。POPFile インストーラは、SSL 接続を使するために必要なモジュールをストルします。
  
   * メールを分類するのに使われる単語リスト(コーパスと呼ばれます)によってさらにある程度の追加容量が必要になるでしょう。その容量は POPFile に学習させるために使用するメールの数やコーパスの中に作成するバケツの数によって変わります。また、POPFile は最近受信したメール(メッセージ履歴)を数日の間一時的に保持します。これは分類ミスを簡単に修正できるようにするためのもので、これらの最近のメッセージのためにさらにある程度の容量が必要になります。ユーザーによっては、コーパスとメッセージ履歴に数 MB しか使わない場合も、100MB が追加で必要となる場合もあります。   * メールを分類するのに使われる単語リスト(コーパスと呼ばれます)によってさらにある程度の追加容量が必要になるでしょう。その容量は POPFile に学習させるために使用するメールの数やコーパスの中に作成するバケツの数によって変わります。また、POPFile は最近受信したメール(メッセージ履歴)を数日の間一時的に保持します。これは分類ミスを簡単に修正できるようにするためのもので、これらの最近のメッセージのためにさらにある程度の容量が必要になります。ユーザーによっては、コーパスとメッセージ履歴に数 MB しか使わない場合も、100MB が追加で必要となる場合もあります。
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 ====== MAC OS X へのインストール(手動インストール編) ====== ====== MAC OS X へのインストール(手動インストール編) ======
  
-Mac OS X のユーザは POPFile のクロスプラットフォーム版をダウンロードすべきです。さらに、いくつかの Perl モジュールと SQLite パッケージを追加インストールする必要があるでしょう。(SQLite の情報については、http://www.sqlite.org を参照)+POPFile のクロスプラットフォーム版をダウンロードします。さらに、いくつかの Perl モジュールと SQLite パッケージを追加インストールする必要があるでしょう。(SQLite の情報については、http://www.sqlite.org を参照)
  
 一番簡単なインストール方法(0.21 以降)は [[: JP:HowTos:AllPlatformsRequirePerl | CPAN ]] だけを使って Perl モジュールをインストールすることです。[[http://fink.sourceforge.net/index.php?phpLang=ja| Fink]] パッケージマネージャを使っても Perl モジュールをインストールすることができます。ただし、SQLite は Fink には含まれていません。 一番簡単なインストール方法(0.21 以降)は [[: JP:HowTos:AllPlatformsRequirePerl | CPAN ]] だけを使って Perl モジュールをインストールすることです。[[http://fink.sourceforge.net/index.php?phpLang=ja| Fink]] パッケージマネージャを使っても Perl モジュールをインストールすることができます。ただし、SQLite は Fink には含まれていません。
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   * クロスプラットフォーム版の POPFile をダウンロードします。   * クロスプラットフォーム版の POPFile をダウンロードします。
   * [[http://kakasi.namazu.org| Kakasi]] (辞書つきのソースコード)をダウンロードします。   * [[http://kakasi.namazu.org| Kakasi]] (辞書つきのソースコード)をダウンロードします。
-  * Terminal で、Kakasi を展開、インストールします。configure 時に、「--host=powerpc-apple-bsd」オプションをつけることを忘れずに+  * Terminal で、Kakasi を展開、インストールします。
 <code>  tar xzf (ダウンロードした Kakasi アーカイブへのパス) <code>  tar xzf (ダウンロードした Kakasi アーカイブへのパス)
   cd kakasi-2.3.4   cd kakasi-2.3.4
-  ./configure --host=powerpc-apple-bsd+  ./configure
   make   make
   sudo make install   sudo make install
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   install IO::Socket::SSL ( 訳注 : SSL を使用する場合のみ )   install IO::Socket::SSL ( 訳注 : SSL を使用する場合のみ )
   quit</code>   quit</code>
-  * コンパイルされた SQLite のパッケージを http://www.c-command.com/tools/sqlite.shtml からダウンロードします。 ( 訳注 : これは必須ではありません ) 
-(代わりに、SQLite のソースを http://www.sqlite.org からダウンロードすることもできますが、自分でビルドしなければいけません。) ダウンロードが終わると、ディスクイメージがマウントされます。Terminal で以下を実行します (root のまま): 
-<code>  cp /Volumes/SQLite-2.8.13/libsqlite.a /usr/local/lib/ 
-  cp /Volumes/SQLite-2.8.13/sqlite /usr/local/bin 
-  cp /Volumes/SQLite-2.8.13/sqlite.h /usr/local/include/</code> 
-  * [[http://www.artz-net.de/popfile/| こちら]] の ステップ 4.5 以下の手順をもとに、StartupItem を作成します。 
-  * テストのため、POPFile をシェル(Terminal)から実行することをおすすめします。これにより、(POPFile を実行したときに)起こるかもしれないエラーを確認することができます: 
-<code>  cd /Library/POPFile 
-  perl popfile.pl</code> 
-  * http://127.0.0.1:8080 を開いて設定しましょう! 
  
-ばらしい Mac OS X へのインストール方法は、[[http://www.artz-net.de/popfile/| こちら]] にあります。+==== POPFile を Mac 起動時に起動る Mac OS X 10.10 (Yosemite) ====
  
-===== POPFile をアプリケショたパッケジ =====+  - Mac OS X の POPFile 用の <nowiki>LaunchDaemons</nowiki> ファイルを作成します。 
 +  - %%"popfile.plist"%% という名前のテキストファイルを %%/Library/LaunchDaeons%% フォルダに作成します。内容は以下のとおりです。<code><?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> 
 +<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd"> 
 +<plist version="1.0"> 
 +<dict> 
 + <key>Disabled</key> 
 + <false /> 
 + <key>EnvironmentVariables</key> 
 + <dict> 
 + <key>ITAIJIDICTPATH</key> 
 + <string>/Library/POPFile/kakasi/itaijidict</string> 
 + <key>KANWADICTPATH</key> 
 + <string>/Library/POPFile/kakasi/kanwadict</string> 
 + <key>MECABRC</key> 
 + <string>/Library/POPFile/mecab/etc/mecabrc</string> 
 + <key>POPFILE_ROOT</key> 
 + <string>/Library/POPFile/</string> 
 + <key>POPFILE_USER</key> 
 + <string>/Library/POPFile/</string> 
 + <key>VERSIONER_PERL_VERSION</key> 
 + <string>5.18</string> 
 + </dict> 
 + <key>StandardErrorPath</key> 
 + <string>/Library/Logs/POPFile/error.log</string> 
 + <key>StandardOutPath</key> 
 + <string>/Library/Logs/POPFile/console.log</string> 
 + <key>Label</key> 
 + <string>org.getpopfile.popfile</string> 
 + <key>KeepAlive</key> 
 + <false /> 
 + <key>RunAtLoad</key> 
 + <true /> 
 + <key>ProgramArguments</key> 
 + <array> 
 + <string>/usr/bin/perl</string> 
 + <string>-I/Library/POPFile/lib</string> 
 + <string>/Library/POPFile/popfile.pl</string> 
 + <string>-logger_logdir</string> 
 + <string>/Library/Logs/POPFile/</string> 
 + </array> 
 +</dict> 
 +</plist> 
 +</code> 
 +  - タミナルで、次のコマドを実行ます。<code>cd /Library/LaunchDaemons 
 +sudo chown root:wheel popfile.plist 
 +sudo chmod 644 popfile.plist 
 +sudo launchctl load /Library/LaunchDaemons/popfile.plist 
 +</code> 
 +  - 最後に、Mac を再起動せずに POPFile を起動するには、タミナルで次のコマンドを実行します。<code>sudo launchctl start org.getpopfile.popfile</code>
  
-POPFile を Mac OS X 上で利用しやすいようにパッケージ化した [[http://irodori.sakura.ne.jp/products/popfilemgr.xhtml| PopfileMgr]] というアプリケーションも公開されています。メニューバーに常駐して、メニューから UI の表示や起動・終了などを簡単に行うことができるとても使いやすいアプリケーションです。 
  
 [[:HowTos:MacOSX | 原文]] [[:HowTos:MacOSX | 原文]]
  
 
jp/howtos/macosx.txt · Last modified: 2015/04/11 12:06 by 127.0.0.1
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