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jp:howtos:messagecapture [2007/06/28 15:35] – amatubu | jp:howtos:messagecapture [2008/02/08 19:49] (current) – external edit 127.0.0.1 | ||
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===== ユーティリティの紹介 ===== | ===== ユーティリティの紹介 ===== | ||
- | デフォルトでは POPFile はバックグラウンドに隠れて動作します。いくつかの POPFile のステータス、警告やエラーメッセージは、 POPFile がコンソールウィンドウ(DOS 窓)を表示するように設定されている場合にのみ表示されます。一部のシステムでは、このコンソールウィンドウは POPFile が終了したときに閉じてしまうため、エラーメッセージを記録することが難しくなっています。コンソールウィンドウはしばしば 25 行しか存在せず、ウィンドウの上からメッセージがスクロールしていってしまうことによって、失われてしまうこともあります(例えば、POPFile の通常の起動メッセージの一部は消えてしまうでしょう)。 | + | デフォルトでは POPFile はバックグラウンドに隠れて動作します。いくつかの POPFile のステータス、警告やエラーメッセージは、 POPFile がコンソールウィンドウ(DOS 窓)を表示するように設定されている場合にのみ表示されます。一部のシステムでは、このコンソールウィンドウは POPFile が終了したときに閉じてしまうため、エラーメッセージを記録することが難しくなっています。また、コンソールウィンドウはしばしば 25 行しか存在せず、ウィンドウの上からメッセージがスクロールしていってしまうことによって、失われてしまうこともあります(例えば、POPFile の通常の起動メッセージの一部は消えてしまうでしょう)。 |
POPFile Message Caputre ユーティリティは POPFile によって出力されるコンソールメッセージのすべてを取り込むために作られました。POPFile のコンソールウィンドウを表示する代わりに、このユーティリティはコンソールウィンドウを隠してスクロールできるウィンドウにメッセージを表示します。このスクロールできるウィンドウの内容はクリップボードにコピーすることができ(右クリックメニューを使用します)、テキストファイルに保存することができます。 | POPFile Message Caputre ユーティリティは POPFile によって出力されるコンソールメッセージのすべてを取り込むために作られました。POPFile のコンソールウィンドウを表示する代わりに、このユーティリティはコンソールウィンドウを隠してスクロールできるウィンドウにメッセージを表示します。このスクロールできるウィンドウの内容はクリップボードにコピーすることができ(右クリックメニューを使用します)、テキストファイルに保存することができます。 | ||
- | Windows 版の POPFile 0.22.0(あるいはそれ以降)ではこのユーティリティを POPFile のプログラムフォルダにインストールします。インストーラはこのユーティリティのショートカットをスタートメニューに作成しません。それは、このユーティリティが "Run POPFile" | + | Windows 版の POPFile 0.22.0(あるいはそれ以降)ではこのユーティリティを POPFile のプログラムフォルダにインストールします。バージョン 0.22.5(以降)のインストーラはこのユーティリティのショートカットをスタートメニューに作成します。 |
===== このユーティリティをコンソールウィンドウあるいは DOS 窓の代わりに使用する ===== | ===== このユーティリティをコンソールウィンドウあるいは DOS 窓の代わりに使用する ===== | ||
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===== デバッグのための補助 ===== | ===== デバッグのための補助 ===== | ||
- | デフォルトでは POPFile はコンソールメッセージを表示しません。POPFile が正しく起動しないようだという問題の原因究明を補助するため、このユーティリティは現在の設定に優先してコンソールメッセージを表示します。単に msgcapture.exe を起動して POPFile を動かしてください(通常の方法の代わりに)。 | + | デフォルトでは POPFile はコンソールメッセージを表示しません。POPFile が正しく起動しないようだという問題の原因究明を補助するため、このユーティリティは現在の設定に優先してコンソールメッセージを表示します。 |
- | Windows 9x を使っているのであれば、単に msgcapture.exe を起動するのではなくユーティリティを起動するためにバッチファイルを使う必要があるでしょう(次のセクションを参照してください)。 | + | バージョン 0.22.5 のリリースから、インストーラはこのユーティリティのショートカットをスタートメニューに作成するようになりました。 |
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+ | スタート - プログラム - POPFile - Support - Message Capture utility | ||
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+ | (このショートカットは Windows 9x でも動作するでしょう。もっと新しいバージョンの Windows と同じように) | ||
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+ | 好みに応じて、このユーティリティ(msgcapture.exe)を使って手動で POPFile を起動させる(通常の方法の代わりに)こともできます。しかし、Windows 9x を使っているのであれば、単に msgcapture.exe を起動するのではなくユーティリティを起動するためにバッチファイルを使う必要があるでしょう(次のセクションを参照してください)。 | ||
Message Capture ユーティリティはいくつかの単純な妥当性チェックを行い、POPFile を起動して通常は隠されているコンソールメッセージを表示します。POPFile が問題を発見した場合、しばしばエラーメッセージを表示したあとに終了します。 | Message Capture ユーティリティはいくつかの単純な妥当性チェックを行い、POPFile を起動して通常は隠されているコンソールメッセージを表示します。POPFile が問題を発見した場合、しばしばエラーメッセージを表示したあとに終了します。 | ||
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===== Windows 9x システム ===== | ===== Windows 9x システム ===== | ||
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+ | POPFile 0.22.5(以降)のインストーラは Windows 9x システムにおいても動作する Message Capture ユーティリティのショートカットをスタートメニューに作成します。 | ||
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+ | POPFile 0.22.4(以前)を使用している場合には、Windows 9x システムで Message Capture utility を起動させるためのバッチファイルが必要です。インストーラ(のバージョン)によっては、適切なバッチファイル(pfi-run.bat)を作るものもあります。 | ||
POPFILE_ROOT と POPFILE_USER 環境変数は POPFile プログラムと POPFile のユーザ設定ファイルを見つけるために使用されます。 | POPFILE_ROOT と POPFILE_USER 環境変数は POPFile プログラムと POPFile のユーザ設定ファイルを見つけるために使用されます。 | ||
- | Windows 9x システム(また、POPFile 0.20.x を使っているすべてのシステム)では、環境変数を作成してこのユーティリティを起動させる小さなバッチファイルを使うべきです。環境変数はスペースを含むべきではないため、短い形式のファイル名(SFN、8.3 形式)が要求されます。 | + | Windows 9x システム(また、POPFile 0.20.x を使っているすべてのシステム)では、環境変数を作成してこのユーティリティを起動させる小さなバッチファイルを使うべきです。これらの環境変数はスペースを含むべきではないため、短い形式のファイル名(SFN、8.3 形式)が要求されます。 |
最近の Windows 版のインストーラは 'User Data' フォルダに適切なバッチファイル(' | 最近の Windows 版のインストーラは 'User Data' フォルダに適切なバッチファイル(' |
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