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メールサーバに SSL で接続したいのですが、POPFile を使用することはできますか?

いい知らせがあります: はい、SSL 接続で POPFile を使うことができます!

POPFile 0.22.0 (またはそれ以降)では、オプションの Perl、OpenSSL のコンポーネントがインストールされていれば SSL 接続を使用することができます。Windows では、POPFile をインストールする際にこれらのオプションの SSL モジュールを Winnipeg 大学のリポジトリからダウンロードすることができます。

POPFile 0.22.0、0.22.1、0.22.2 の Windows 版のインストーラーでは、SSL コンポーネントをダウンロードすることができませんので、 POPFile SSL セットアップ ウィザード (627 KB zip file) が提供されており、追加コンポーネントをインストールすることができます。

POPFile 0.22.3、0.22.4 を使用している場合も、 POPFile SSL セットアップ を使用して追加 SSL コンポーネントをインストールするべきです。POPFile 0.22.3、0.22.4 の Windows 版インストーラーはオプションで “SSL Support” のインストールを提供していますが(このオプションを使ってインストールされるモジュールは現在 POPFile と互換性がありません)。

POPFile 0.22.3、0.22.4 のインストーラやバージョン 0.1.8 (またはそれ以前)の SSL セットアップウィザードをオプションの SSL モジュールをダウンロードするために使うべきでない理由がいくつかあります:

  • 2006 年 7 月 18 日以降、POPFile 0.22.3 または 0.22.4 のインストーラーがダウンロードするモジュールは POPFile と互換性がありません(コンソールのメッセージにファイルが不足しているというレポートが表示され、POPFile はメールを処理することができないでしょう)
  • POPFile SSL セットアップウィザードのバージョン 0.1.6 や 0.1.7 を使えば 2006 年 7 月 18 日に行われた変更による影響を受けませんが、2006 年 8 月 18 日に行われた変更(これも同じような問題を引き起こします)については対応できません。
  • POPFile SSL セットアップウィザードのバージョン 0.1.8 は 2006 年 9 月 13 日に行われた変更(これも同じような問題です)に対応できません。

POPFile SSL セットアップ ウィザードのバージョン 0.2.1(2006 年 9 月 14 日にリリースされました)は SSL ファイルをダウンロードし、SSL.pm ファイル(IO::Socket::SSL に含まれています)をバージョン 0.97 にダウングレードします。これにより、POPFile との互換性を保つことができます。

互換性のない SSL ファイルが Winnipeg 大学のリポジトリに登録されてから SSL セットアップウィザードがこれらの新しいファイルを扱うことができるように更新されるまでにはいつも時間差があります。このため、バージョン 0.1.7 (またはそれ以降)のウィザードは最新のバージョンをダウンロードする代わりに古い SSL ファイルをインストールすることができるようになっています。

これらの古い SSL サポートのファイルは POPFile 0.22.0、0.22.1、0.22.2、0.22.3、0.22.4 と互換性があります。ウィザードを使って Winnipeg 大学のレポジトリから最新のファイルをダウンロードするのではなくこれらの古いファイルをインストールする場合には、以下のコマンドを使用してください

//addssl.exe /BUILTIN//

フルバージョン Perl がインストールしてある環境で SSL 対応が必要(訳注:クロスプラットフォーム版を使う場合など)なら、下記のPerl SSL コンポーネントをダウンロード “しなければなりません”:

  1. IO::Socket::SSL (IO-Socket-SSL.ppd)
  2. OpenSSL (上記パッケージと一緒に自動的にインストールされるでしょう)
  • Windows 版以外のユーザへの注意 (例えば Mac OS X v10.4.2, SuSE 9.0): もしシステムに IO::Socket::SSL v0.97 がインストールされている場合、POPFile の SSL サポートが正しく動作するために IO::Socket::SSL v0.96 にダウングレードする必要があるでしょう。

そして、メールクライアントで、ユーザ名を host:995:username:ssl に変更します。もし POPFile 0.22.3 以降を使用している場合、host:username:ssl に変更します。(すなわち、POPFile を有効にしたアカウントの設定に単に ':ssl' を追加するだけです)。

SSL を使用して接続するのは POPFile とメールサーバの間であることに注意してください。そのため、このアカウントについて SSL を使用するようにメールクライアントの設定してはいけません(POPFile はメールクライアントから SSL での接続を受け付けません)。もし、以前にメールクライアントをサーバに SSL 接続を行うように設定していたならば、これを解除しなければいけません。

注意 : Windows ユーザは、SSL 接続を使用する際には(POP3 の)同時接続を無効にする必要があります(デフォルトの設定では無効になっています)。もし有効にした場合、以下のうちのどれかを行って無効にすることができます。

  • 設定タブの “POP3 同時接続の許可” の設定を “はい” から “いいえ” に変更します。
  • 詳細設定タブの “pop3_force_fork” パラメータを “1” から “0” に変更します。
  • POPFile を終了させ、popfile.cfg ファイルの “pop3_force_fork” 設定を編集します(0 = 無効)。

参照:

原文

FAQ 初心者・初学者向けのQ&A集

POPFile ドキュメンテーションプロジェクト

 
jp/faq/ssl.1169631494.txt.gz · Last modified: 2008/02/08 19:49 (external edit)

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