This is an old revision of the document!
Windows環境でPOPFileを使う
必要なシステム環境
POPFile をWindows で使うためにはいくつか必要なものがあります。
メールを分類するために使われるコーパス(corpus)と呼ばれる単語リストはさらにいくらかのディスクスペースを必要とし、そのサイズは POPFile を訓練するために使うメールの数と振り分けのために作るバケツの数によって変わってきます。POPFile は最近のメール(メッセージ履歴)の一時的なコピーを数日間維持し、分類間違いを簡単に修正できるようにします。このため、これらの最近のメッセージのためにさらにいくらかのスペースを必要とします。コーパスとメッセージ履歴のために数
MB の追加で十分なユーザもいるでしょうし、100MB の追加が必要なユーザもいるでしょう。
インストール
-
setup.exe を実行し、指示に従ってインストールします。
注意: もし、インストール時に「'C'ドライブにインストールするには、スペースを含まないフォルダを選択してください」というエラーが発生してインストールができない場合には、
トラブルシューティング を参照してください。
POPFile を起動するにはスタートメニュー(スタート → プログラム → POPFile → Run POPFile) から起動するか、コンピューターを再起動すれば自動的に起動します(インストール時、自動スタートアップオプションを選択している場合)。
重要: いずれの場合も、起動しても画面には何も現れません!ちゃんと動いているかどうかをチェックする方法を知りたければ、以下の「POPFileへのアクセス」を読んでください。
-
POPFile は 0.20.0 より、言語を Nihongo に設定すれば日本語のメールを正しく分類できるようになりました(インストール時に Nihongo を選択する必要があります)。0.19.1 まで必要だった日本語化パッチをあてる必要はありません。まだ日本語化されていない機能の今後の対応予定・進展状況なども含め、日本語化全般に関わる情報については引き続き
POPFile の日本語化ページ で公開していきます。
POPFileへのアクセス
POPFile のインタフェースを表示するには、[“
http://127.0.0.1:8080”] にアクセスするか、(Windows バージョンに限り) スタートメニューから 「POPFile Web Interface」 リンクを選択します(あるいは、タスクバーに POPFile のアイコンを表示している場合、これをダブルクリックすることによってインタフェースを表示させることができます)。重要: もし Windows 版のインストール中、POPFile にアクセスするためのポート番号を別の番号に変更していたなら、“8080” の部分をその変更した番号に変えてください。
アクセスのティップス
hosts ファイルを編集することによって、よりかんたんに POPFile にアクセスすることができるようになります。例えば、以下のような行を hosts ファイルに追加することによって http://popfile:8080 で POPFile の UI を開くことができるようになります:
127.0.0.1 popfile
Windows の hosts ファイルが保存されているデフォルトの場所:
Windows XP = C:\WINDOWS\SYSTEM32\DRIVERS\ETC
Windows 2K = C:\WINNT\SYSTEM32\DRIVERS\ETC
Win 98/ME = C:\WINDOWS
もちろん、POPFile へのブックマークを作成しておくこともできますし、メールクライアントによってはメールクライアント内部から POPFile の UI へアクセスすることができるものもあります。例えば、 Outlook 内から POPFile にアクセスする を参照してください。
原文
ハウツー
POPFile ドキュメンテーションプロジェクト