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POPFile v1.1.2 はまだリリースされていません。
*** POPFile 1.1.2 (2011年 のいつか) *** POPFile v1.1.2 へようこそ POPFile はナイーブ・ベイズ法を利用したメール分類ツールであり、POP3、 SMTP、NNTP の各プロキシと IMAP フィルタ、ウェブインターフェースで構成 されています。POPFile はほとんどのプラットフォームで、ほとんどのメール クライアントとともに動作します。 このアップグレードでは、いくつかの新機能の追加といくつかのバグ修正が 行なわれています。また、Windows 版で使われている最小バージョンの Perl のバージョンが更新されました。このため、Windows 98、Windows ME と Windows NT は公式にはサポートされなくなりました。 v1.1.1 からの変更点 1. 新機能 メールアドレス全体からなるマグネット (例: [email protected]) は、完全に 一致するメールアドレスにのみ一致するようになりました。また、ドメインに 一致するマグネット (example.com や @example.com) もサポートされました。 (ticket #76) 完全一致、ドメイン一致に関する詳細は、以下を参照してください: http://getpopfile.org/docs/jp:glossary:amagnet 履歴タブで検索やバケツフィルタが使用されている際、検索、フィルタの場所 をハイライトするオプションが追加されました。このオプションは、詳細設定 タブの「html_search_filter_highlight」オプションを編集することで有効化 できます。 (ticket #149) 2. Windows 版の改善 Windows 版のインストーラは、デフォルトで SSL サポートをインストールす るようになりました。 (ticket #153) 3. Mac OS X 版の改善 Mac OS X 版のインストーラも、デフォルトで SSL サポートをインストール するようになりました。 (ticket #154) 4. その他の改善 ( いまのところなし ) 5. バグ修正 メール本文が Quoted-Printable でエンコードされており、本文の末尾が 表示上の行末 (soft line break : 「=」) である場合、メッセージの一部が 処理されないバグを修正しました。 (ticket #130) 数字の連続を誤って IP アドレスとして扱ってしまうことがあるバグを修正し ました。 (ticket #127) ユーティリティスクリプトを使用した際に、設定ファイル (popfile.cfg) の 設定の一部が削除されてしまうバグを修正しました。 (ticket #135) Perl の警告のいくつかについて修正しました。 ダウンロードできる場所 http://getpopfile.org/docs/JP:Download POPFile をはじめて使う POPFile をインストールして使用するための導入手順書として、クイック スタートガイドが用意されています: http://getpopfile.org/docs/JP:QuickStart Windows 環境における SSL サポート これまでは SSL サポートは Windows 版のオプション機能として提供されて いました。SSL サポートが選択された時には、SSL に必要なファイルはいつも インターネットからダウンロードされていました。 今回のリリースでは Windows 版はより新しく、より小さな SSL パッケージを 使用しています。結果的に、SSL サポートのファイルはインストーラに含まれ、 オプション機能ではなくなりました (つまり、常にインストールされることに なります)。 Mac OS X 版の二つのバージョン 二つのバージョンのインストーラがリリースされています。 ひとつは Snow Leopard 向け、もうひとつはそれよりも古いバージョン向け です。 Snow Leopard 向けのインストーラはファイル名の末尾に「-sl」が ついたものです。 クロスプラットフォーム版を使用する場合 POPFile は CPAN にあるいくつかの Perl モジュールを必要とします。以下の モジュールが必要になるでしょう: Date::Parse HTML::Template HTML::Tagset DBD::SQLite (あるいは DBD::SQLite2) DBI TimeDate CPAN から Bundle::POPFile バンドルを取得することにより、POPFile が必要 とするすべてのモジュールをインストールすることができます。 詳しくは POPFile wiki のインストール手順を参照してください: http://getpopfile.org/docs/JP:HowTos:CrossPlatformInstall 日本語処理が必要な方は、使用したい日本語パーサによってプログラムや Perl モジュールを追加インストールする必要があるでしょう。これらの インストール方法についての情報は、POPFile wiki を参照してください: http://getpopfile.org/docs/JP:HowTos:CrossPlatformInstall 既知の問題 POPFile は現在のところ IPv4 のみをサポートしています。 (IPv6 はまだサポートしていません。) クロスプラットフォーム版に関する既知の問題 Windows 以外のプラットフォームで SSL を使用する場合、IO::Socket::SSL v0.97 もしくは v0.99 を使うべきではありません。これらは POPFile と 互換性がないことがわかっています。正しく動作する IO::Socket::SSL の 最新バージョンは v1.40 です。 Windows 版に関する既知の問題 1. Windows で複数のメールアカウントのメールを同時にチェックしたい Windows では Perl の新しいプロセスを起動するのには長い時間がかかる ため、デフォルトでは Windows 上で最適に動くよう調整されています。 メールプログラムが POPFile に接続すると、POPFile はそれを「親」 プロセス内で処理します。これにより、すぐに接続が行われ、メールのダウン ロードがすぐに始まります。しかしこれは一度にひとつのサーバからしか メッセージをダウンロードすることができないということを意味します(最大 で 6 つまでの接続が待ち行列に並べられ、届いた順番に処理されます)。 そして、メールをダウンロードしている間は UI を使用することはできませ ん。 この動作を無効にすることができます(そうすれば同時に UI を使用すること ができ、好きなだけメール接続を行うことができます)。UI の設定パネルで 「POP3 同時接続の許可:」が「はい」になっていることを確認してください。 あるいは、コマンドラインから --set pop3_force_fork=1 を指定します。 デフォルトの動作(POP3 同時接続不可)では、いくつかのアカウントを チェックした際にメールクライアントが時間切れになる可能性があります (POPFile は一度にひとつのアカウントしか処理しないため、すべての アカウントを処理するのにしばらく時間がかかるのです)。 SSL サポートを使用する場合には、デフォルトの設定(POP3 同時接続不可) を使用しなければいけません。そうでないと POPFile はエラーメッセージを 返します。 v1.0.0、v1.0.1、v1.1.0 及び v1.1.1 のリリースノート v1.0.0 より以前のリリースからアップグレードする場合はより詳しい情報を 得るために v1.0.0、v1.0.1、v1.1.0 及び v1.1.1 のリリースノート をお読みください。 http://getpopfile.org/docs/JP:ReleaseNotes:1.0.0 http://getpopfile.org/docs/JP:ReleaseNotes:1.0.1 http://getpopfile.org/docs/JP:ReleaseNotes:1.1.0 http://getpopfile.org/docs/JP:ReleaseNotes:1.1.1 寄付 POPFile を支えるために、「Donate!」ボタンをクリックして苦労して稼いだ お金を私に寄付してくれたすべての方々に感謝しています。また、パッチの 提供や機能の要望、バグ報告、ユーザーサポート、翻訳などを行うために時間 を割いて協力してくれた方々にも感謝します。 http://getpopfile.org/docs/JP:Donate 十周年 今年は、POPFile の最初のバージョンが AutoFile という名前で開発されて から 10 年目にあたります。 節目である今年の後半に、待望の バージョン 2 をリリースしたいと考えてい ます。 謝辞 POPFile に貢献してくださったすべての方々にとても感謝しています。 The POPFile Core Team (Brian, Joseph, Manni and Naoki)
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