spamを防ぐためにできることはありますか?
フィルタは届いてしまったspamに対しての対応方法です。その前にまず、spamを防ぐためにできることがいろいろあります。それらの方法によって完全にspamから逃れることはできないでしょうが、助けにはなるでしょう。以下はその方法のリストです:
個人のメールアドレス(訳注:プロバイダのアドレスなど、メインで使うメールアドレスのことです)をWebページやフォーラム、ニュースグループやチャットなどのシステムに載せないようにしてください。多くのspam送信者は、自動的にインターネットを探し回ってこれらの場所からメールアドレスを収集し、それをリストにするツールを使っています。代わりに、Yahooや
HotMailなどのサービスから無料のメールアドレスを取得して、そのメールアドレスを載せるようにします(このメールアドレスにジャンクメールが届くようになるわけです)。このアドレスは、月に数回程度、誰かが読む価値のあるメールを送ってきていないかどうかチェックするだけでよくなります。それ以外のメールはまとめて捨ててしまいます。もし、メインで使用するメールアドレスを使わなければいけないのであれば、いくつかの方法でマスクすることができます。人は読むことができますが、ツールでは簡単に読めないような方法です。例えば、メールアドレスが
[email protected] であった場合、
bob at bobco dot com というように表現するのです。ほとんどの人は、このアドレスをどう読めばいいのかわかるでしょう。
POPFileの新機能である、
隔離 機能を使ってください。これはほかの目的のための機能ですが、メールに埋め込まれたWebバグを表示することを防ぐこともできます。あなたがそのメールを開いたことをWebバグがspam送信者に知らせるのを阻止することができます。
spamを収集してそのメッセージの発信元を調べてくれるプロバイダもあります。プロバイダのポリシーを確認してみましょう。プロバイダがあなたの助けになってくれるかもしれません。どこに住んでいるかにもよりますが、法律があなたの助けとなるかもしれません。例えば、spamに不正や詐欺の内容が含まれている場合、連邦取引委員会(FTC)
[email protected] に転送して、彼らのデータベースに追加してもらうことができます。(訳注:日本では、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」及び「特定商取引に関する法律」により、受信者が望んでいないメールを送信する場合にはタイトルに「未承諾広告※」をつけること、メールの最初に事業者及び送信者の氏名または名称、受信拒否のためのメールアドレスを表示するといったことが定められています。詳しくは、
迷惑メール対策(総務省)を参照してください。通報先も掲載されています)
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