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Mail (Apple 純正メールソフト)の設定

Apple 純正のメールソフト、Mail の設定方法です。

.Mac アカウントを使用している場合の注意点

.Mac アカウントを使用している場合、「アカウントの種類」が「.Mac」になっている可能性があります。この場合、「受信用メールサーバ」を変更することができず、POPFile を使用することができませんので、下記の「.Mac、あるいは IMAP を使用している状態から、POP3 に変更するための手順」の手順で設定を変更してからご利用ください。(Mail 上では、「.Mac」「IMAP」と2つの表現がされていますが、「.Mac」は「IMAP」の中で .Mac アカウントに特化したもの、と考えてください)

IMAP への対応について

POPFile の現在のバージョンでは、IMAP には対応していませんので、POPFile を使用するためには、以下のいくつかの選択肢の中からいずれかを選択することになります。

  • POP3 で受信するように変更する(サーバからメールを削除)
  • メールの受信方法を完全に変更してしまいます。メールを異なるパソコンや環境で読み書きしているような場合は、この方法にすると問題が生じるかもしれません。
  • POP3 で受信するように変更する(サーバにメールを残す)
  • 上記と同じように受信の方法を変更しますが、サーバにもメールを残すようにするため、上記のような問題は起こりません。
  • POPFile が正式に IMAP に対応するまで待つ
  • IMAP 対応のモジュールは現在テスト中です。これが正式に公開されるまで待つこともできます。
  • 現在公開されているテスト中のモジュールを試してみる
  • 現在テスト中のモジュールを試してみることもできます。制限はありますが、動作報告もありますので、試してみる価値はあるかもしれません。詳しくは、Experimental Modules の「IMAP Support」をご覧ください(英語)。

.Mac、あるいは IMAP を使用している状態から、POP3 に変更するための手順

  • この変更を行うと、これまでメールを常にサーバ上に保存するようにしていたのを、

アカウント情報の変更

  • 1. Mail メニューより、環境設定… を選択。
  • 2. 「アカウント」タブ(最初に選ばれています)で設定を変更したいアカウントを選択します。
  • 3. 「アカウントの種類」が「POP」になっていることを確認します(なっていない場合は、上記の「.Mac、あるいは IMAP を使用している状態から、POP3 に変更するための手順」を参照)。
  • 4. 「受信用メールサーバ」の値を「ユーザ名」の前に追加し、コロン(:)でつなげます。例えば、受信用メールサーバが pop.kaisha.jp でユーザ名 が yamada だったとすると、新しいユーザ名は次のようになります。
pop.kaisha.jp:yamada
  • 5. 受信用メールサーバの値を、127.0.0.1 に変更します。(POPFile の POP3 プロキシのポートを変更している場合は、さらに、「詳細」タブをクリックして、下の方にある「ポート」欄に、設定したポート番号を入力します)
  • 6. 必要なアカウントの分だけ 2 〜 5 の操作を繰り返します。
  • 7. 設定ウィンドウを閉じます。

振り分けルールの設定

バケツ名 spam に分類されたメールを Mail の spam という名前のフォルダに振り分けるという例で説明します。Mail では、任意のヘッダ(X-Text-Classification など)を振り分け条件として利用することができますので、これを利用するとよいでしょう(バケツタブで、X-Text-Classification ヘッダーを、「ON」にしておく)。

  • 1. Mail メニューより、環境設定… を選択。
  • 2. 「ルール」タブをクリックして、右側の「ルールを追加」をクリックします。
  • 3. 振り分け条件の名前(例えば、 spam を spam フォルダに移動 )を「説明」欄に入力します。
  • 4. 「もし以下の条件のいずれかが一致した場合」の下にある「From」と書かれたところをクリックして、いちばん下にある「ヘッダリストを編集…」を選択します。
  • 5. 「ヘッダ」欄に「X-Text-Classification」と入力して、「ヘッダを追加」をクリックします。
  • 6. 「OK」を押して、ヘッダの追加画面を閉じます。
  • 7. 再度、「From」と書かれたところをクリックして、先ほど追加した「X-Text-Classification」を選択します。
  • 8. 「が次を含む」を「が次と等しい」に変更します。
  • 9. その右にある空欄に、「spam」と入力します。
  • 10. 「以下の動作を実行」の左側で「メッセージを移動」を選択し、移動先を「spam」にします。
  • 11. 必要な数だけ、2 〜 10 の操作を繰り返します(ただし、4 〜 6 は最初のみ)。

X-Text-Classification ヘッダを追加するためには、POPFile のバケツタブで設定されている必要があります。バケツタブの設定を確認してください。

必要に応じて、メッセージのカラーを設定したりすると、見やすくなります。

X-POPFile-Link ヘッダーを表示すると、受け取ったメールから POPFile のユーザーインターフェース画面をすぐに表示し、再分類をおこなうことができます。

  • 1. Mail メニューから、環境設定… を選択します。
  • 2. 「表示」タブをクリックします。
  • 3. 「ヘッダの詳細情報を表示」で、「カスタム…」を選択します。
  • 4. ヘッダのカスタマイズ画面が表示されますので、X-Text-Classification、X-POPFile-Link をそれぞれ「ヘッダ」欄に入力して「ヘッダを追加」をクリックします。
  • 5.「OK」をクリックして、ダイアログを閉じます。
  • 6. 指定したヘッダが表示されます。
 
jp/howtos/mail.1202496561.txt.gz · Last modified: 2009/10/03 21:04 (external edit)

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