バージョン 0.21.0 のリリースから、'User Data' (POPFile の設定データ、コーパス、マグネット、メッセージ履歴など)を POPFile プログラムと同じフォルダに保存する必要はなくなりました。インストーラは POPFILE_ROOT と POPFILE_USER 環境変数が定義されているとき、それぞれのユーザが完全に分離された 'User Data' を使うことを前提としています。
この診断ユーティリティは Windows インストーラや 'Add POPFile User' ウィザードが、現在のユーザのための 'User Data' をどこに保存したかを簡単に見つけられるようにしてくれます。ユーティリティはユーザデータを見つけるためにレジストリのデータと新しい POPFile の環境変数を使用します。
最初の 2 つのコマンドは同等で、簡単なレポートを出力します。3 つめのコマンドはおかしな、あるいは予期しない動作のデバッグに役立つもっと細かいレポートを提供します。4 つめのコマンドは 'User Data' フォルダへのショートカットを作成し、最後のコマンドは有効なコマンドの一覧を表示します。
Windows 版のバージョン 0.22.0 (あるいはそれ以降)のバージョンはこのユーティリティにたいするいくつかのショートカットをスタートメニューに作成します:
? スタート - プログラム - POPFile - Support - PFI Diagnostic utility (simple) ! (pfidiag /simple を実行)
? スタート - プログラム - POPFile - Support - PFI Diagnostic utility (full) ! (pfidiag /full を実行)
? スタート - プログラム - POPFile - Support - Create 'User Data' shortcut ! (バージョン 0.22.1 以降のみに存在 - pfidiag /shortcut を実行)
インストーラと 'Add POPFile User' ウィザードは POPFILE_ROOT と POPFILE_USER 環境変数の設定に通常短い形式のファイル名(SFN)を使用します。
環境変数が存在するとき、レポートは popfile.pl と popfile.cfg ファイルがそれぞれの場所に存在するかどうかを表示します(単純な整合性チェックとして)。
Windows 9x システムではレポートにおいて 2 つの環境変数が “><” と表示されますが、これは全く正常です。これは 'runpopfile' プログラムが POPFile を起動させるときにいつも必要な環境変数を作成するからです(こうして、Windows 9x システムにおいて環境変数の値を変更するためにたいてい使われる再起動を避けているのです)。
PFI Diagnostic ユーティリティは Windows 版の POPFile 0.22.0 とともに初めて提供されました。このユーティリティは個別にダウンロードすることもできます。 (39 KB zip ファイル).
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