POPFile と一緒に使うメーラーとして pochy を推奨します。最もユーザー数が多いと思われる Outlook Express(以下 OE) と比較して、その理由を挙げます。
pochy を POPFile と一緒に使うには、以下に紹介する若干の設定変更を必要とします。
pop.kaisha.jp:yamada
バケツ名 spam に分類されたメールを pochy の spam という名前のフォルダに振り分けるという例で説明します。
- \spam X-Text-Classification=spam -
X-Text-Classification ヘッダーの値を元に振り分けるには、X-Text-Classification ヘッダーを追加する機能が POPFile で有効になっている必要があります。POPFile ユーザーインターフェース画面の バケツ タブで確認してください。
X-Text-Classification ヘッダーでなく件名を元に振り分けるには、代わりに次の定義を追加します。
- \spam Subject=\[spam\] -
定義と定義は # で区切ります。pochy の設定ファイルでは正規表現が使えてしまうため、[ と ] は \ でエスケープする必要があります。
件名の値を元に振り分けるには、バケツ名を件名に追加する機能が POPFile で有効になっている必要があります。POPFile ユーザーインターフェース画面の バケツ タブで確認してください。
(pochy 0.21.0 以降を使用している必要があります)
X-POPFile-Link ヘッダーを表示すると、受け取ったメールから POPFile のユーザーインターフェース画面をすぐに表示し、再分類をおこなうことができます。
[Customize] HeaderView=1
To: %t From: %f Subject: %s Date: %d Cc: %c Reply-To: %r X-Mailer: %m X-POPFile-Link: %p
詳細は以下の pochy ドキュメントを参照してください。
Should you find anything in the documentation that is incomplete, unclear, outdated or just plain wrong, please let us know and leave a note in the Documentation Forum.