POPFile Message Capture ユーティリティ

(msgcapture.exe/pfimsgcapture.exe)

ユーティリティの紹介

デフォルトでは POPFile はバックグラウンドに隠れて動作します。いくつかの POPFile のステータス、警告やエラーメッセージは、 POPFile がコンソールウィンドウ(DOS 窓)を表示するように設定されている場合にのみ表示されます。一部のシステムでは、このコンソールウィンドウは POPFile が終了したときに閉じてしまうため、エラーメッセージを記録することが難しくなっています。また、コンソールウィンドウはしばしば 25 行しか存在せず、ウィンドウの上からメッセージがスクロールしていってしまうことによって、失われてしまうこともあります(例えば、POPFile の通常の起動メッセージの一部は消えてしまうでしょう)。

POPFile Message Caputre ユーティリティは POPFile によって出力されるコンソールメッセージのすべてを取り込むために作られました。POPFile のコンソールウィンドウを表示する代わりに、このユーティリティはコンソールウィンドウを隠してスクロールできるウィンドウにメッセージを表示します。このスクロールできるウィンドウの内容はクリップボードにコピーすることができ(右クリックメニューを使用します)、テキストファイルに保存することができます。

Windows 版の POPFile 0.22.0(あるいはそれ以降)ではこのユーティリティを POPFile のプログラムフォルダにインストールします。バージョン 0.22.5(以降)のインストーラはこのユーティリティのショートカットをスタートメニューに作成します。

このユーティリティをコンソールウィンドウあるいは DOS 窓の代わりに使用する

必要があれば、Windows 版の POPFile 0.22.0(あるいはそれ以降)は 'コンソールモード' が選択されたときにはいつもこのユーティリティを起動するように設定することができます。このユーティリティは 'popfile.cfg' のシステムトレイアイコンの設定に基づき、 'popfilef.exe' あるいは 'popfileif.exe' を使って POPFile を起動させます。

これは POPFile の UI を使って設定タブの “POPFile のアイコンを Windows システムトレイに表示しますか?” 設定を変更する、あるいは詳細設定タブの 'windows_console' 設定を変更する(1 = 有効、0 = 無効)ことによりこのユーティリティを有効/無効にすることができることを意味します。

この機能を使うためには、'msgcapture.exe' ファイルの名前を 'pfimsgcapture.exe' に変更し(あるいはファイルをコピーしてそのコピーに 'pfimsgcapture.exe' という名前を付けます)、インストーラによって作成されたショートカットを使うか 'runpopfile.exe' (POPFile プログラムのフォルダで見つけられるでしょう)を起動させることによって POPFile を起動させます。

コンソールモードが選択されたときに DOS 窓を使うように戻すためには、'pfimsgcapture.exe' プログラムの名前を 'msgcapture.exe' に変更します(あるいは、'msgcapture.exe' のコピーの名前を変更した場合には、それを削除します)。

このユーティリティは POPFile 0.22.0 インストーラのために作成されたものですが、Windows 版のインストーラでインストールされたものであれば、POPFile 0.20.x や 0.21.x でも使うことができるでしょう(小さなバッチファイルが必要な場合もあります。下記を参照)。

デバッグのための補助

デフォルトでは POPFile はコンソールメッセージを表示しません。POPFile が正しく起動しないようだという問題の原因究明を補助するため、このユーティリティは現在の設定に優先してコンソールメッセージを表示します。

バージョン 0.22.5 のリリースから、インストーラはこのユーティリティのショートカットをスタートメニューに作成するようになりました。

スタート - プログラム - POPFile - Support - Message Capture utility

(このショートカットは Windows 9x でも動作するでしょう。もっと新しいバージョンの Windows と同じように)

好みに応じて、このユーティリティ(msgcapture.exe)を使って手動で POPFile を起動させる(通常の方法の代わりに)こともできます。しかし、Windows 9x を使っているのであれば、単に msgcapture.exe を起動するのではなくユーティリティを起動するためにバッチファイルを使う必要があるでしょう(次のセクションを参照してください)。

Message Capture ユーティリティはいくつかの単純な妥当性チェックを行い、POPFile を起動して通常は隠されているコンソールメッセージを表示します。POPFile が問題を発見した場合、しばしばエラーメッセージを表示したあとに終了します。

Windows 9x システム

POPFile 0.22.5(以降)のインストーラは Windows 9x システムにおいても動作する Message Capture ユーティリティのショートカットをスタートメニューに作成します。

POPFile 0.22.4(以前)を使用している場合には、Windows 9x システムで Message Capture utility を起動させるためのバッチファイルが必要です。インストーラ(のバージョン)によっては、適切なバッチファイル(pfi-run.bat)を作るものもあります。

POPFILE_ROOT と POPFILE_USER 環境変数は POPFile プログラムと POPFile のユーザ設定ファイルを見つけるために使用されます。

Windows 9x システム(また、POPFile 0.20.x を使っているすべてのシステム)では、環境変数を作成してこのユーティリティを起動させる小さなバッチファイルを使うべきです。これらの環境変数はスペースを含むべきではないため、短い形式のファイル名(SFN、8.3 形式)が要求されます。

最近の Windows 版のインストーラは 'User Data' フォルダに適切なバッチファイル('pfi-run.bat')を作成します。デフォルトではこのバッチファイルは Message Capture ユーティリティを使って POPFile を起動します。

古いバージョンの POPFile を使っている場合、オリジナルのバッチファイルを作らなければならないでしょう。例えば、POPFile 0.20.0 がドライブ C のデフォルトの場所(C:\Program Files\POPFile)にインストールされている場合、以下のバッチファイルを使うことができるでしょう:

      @echo off
      set POPFILE_ROOT=C:\PROGRA~1\POPFILE
      set POPFILE_USER=C:\PROGRA~1\POPFILE
      msgcapture.exe

バッチファイルは Message Capture ユーティリティと同じフォルダに置かれることを仮定しています。

インストーラが作成したバッチファイル(あるいはあなたが作成したバッチファイル)を起動させる簡単な方法は、そのアイコンをダブルクリックすることです。DOS 窓が少しの間現れ、続いて “POPFile Message Capture Utility” ウィンドウが現れます。

DOS 窓がさっと現れてすぐに消えてしまう(Message Capture Utility ウィンドウが現れない)場合、バッチファイルのためにより多くの環境変数のスペースを確保する必要があるでしょう。

このためには、pfi-run.bat を右クリックして “プロパティ” を選択し、”メモリ” タブを選んで “環境変数の初期サイズ” (右上にあります)の値を確認します。

設定が “自動” になっていたら、リストから “512” を選択して “適用” と “OK” をクリックします。

設定が “自動” になっていなければ、より大きな値を選択します(例えば、値が “512” であれば “768” に変更します)。

環境変数のための領域を増やしたあと、'pfi-run.bat' アイコンをダブルクリックして POPFile Message Capture ユーティリティを起動させます。

デフォルトではユーティリティは POPFile が終了するまで待ちます(通常のシャットダウン、手動でのプロセスの終了、あるいはクラッシュによる)。

タイムアウト(時間切れ)

ユーティリティは 0 から 99 秒までの時間切れに対応しています。例えば、”msgcapture.exe /TIMEOUT=30” というコマンドにより、ユーティリティはPOPFile からのメッセージを 30 秒間 なにも受け取らなかった場合に終了します。時間切れになるとユーティリティは終了しますが、POPFile は動作したままになります。

個別ダウンロード

Message Capture ユーティリティは Windows 版の POPFile 0.22.0 以降に含まれています。個別にダウンロードすることもできます。 (43 KB zip ファイル).

POPFile プログラムと POPFile データフォルダを見つける

POPFile プログラムファイルや 'User Data' ファイルが保存されている場所がわからない場合、以下のスタートメニューのショートカットを使って見つけてください:

スタート → プログラム → POPFile → Support → PFI Diagnostic utility (simple)

このショートカットは Windows 版の POPFile 0.22.0 以降のインストーラによって作成されます。この診断ユーティリティは個別にダウンロードすることもできます。 (39 KB zip ファイル)

Windows 版とともに配布されているユーティリティ

ハウツー

POPFile ドキュメンテーションプロジェクト

 
jp/howtos/messagecapture.txt · Last modified: 2008/02/08 19:49 (external edit)

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