(以下の記述は、ウイルスドクターの体験版による検証結果をもとに書かれたものです。製品版においては異なる可能性がありますのでご注意ください)
ウイルスドクター Ver.9 (以下、ウイルスドクター) は透過eメールプロキシとして動作します。つまり、ウイルスドクターはあなたのメールクライアントからメールサーバへのリクエストの中継を行います。
POPFile とウイルスドクターを併用するには、以下の設定を行ってください。
ウイルスドクターは、メールサーバと POPFile の間で動作させるべきですが、ウイルスドクターがメールに追加するヘッダと POPFile の相性が悪いため、以下のように POPFile とメールクライアントの間で動作させるように設定しなければなりません。
メールクライアント | –> | ウイルスドクター | –> | POPFile | –> | メールサーバ | |||||||||
POP ポート | 123 | –> | 123 | –> | 123 | –> | 110 | ||||||||
注釈 | 123 を推奨します | 標準 |
これによって、あなたのメールクライアントにウイルスが到達する前に、ウイルスドクターがウイルスチェックを行うことができます。
pop3 サーバ: pop.isp.net ユーザ名: user
pop3サーバ: 127.0.0.1 ユーザ名: pop.isp.net:110:user pop3ポート: 123
注釈: ウイルスドクターの監視ポートは必ず変更する必要があります。これを変更しないと、メール受信時に「Received: noop」というエラーが発生します。また、設定変更後は再起動しなければ変更内容が有効にならないようですので、必ず再起動を行ってください。
参照:
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