マグネット は POPFile の ベイジアン 分類システムをバイパスするためのオプションです。例えば、特定の人からのメールを特定のバケツに振り分けるなど、メールクライアントのフィルタと似たようなマグネットを作成することができます。
マグネットはとても強力ですが、使うときには注意が必要です。もしたくさんのマグネットを設定した場合、マグネットが適用されたメッセージは ベイズ エンジンをバイパスすることになり、POPFile は必要なメッセージはどのようなものかを学習することができなくなります。
マグネットが役に立つ場合もあります。スパムについて議論するメーリングリストに参加していると仮定します。そのメーリングリストに投稿されるメッセージはスパムメールを含んでいるかもしれません。このため、POPFile はあなたがこのメッセージを見たいのかどうか判断するのが難しくなります。
あなたのメールアドレスがあて先になったすべてのメッセージに対してフィルタ(マグネット)を作成することはあまりよい方法ではありません。多くのスパムが届くことになり、どのメッセージも分類されないでしょう。しかし、例えばガールフレンドからのメッセージを見逃したくない場合、彼女のメールアドレスに対してマグネットを設定したいでしょう。
マグネットを設定するためには、マグネットタブを開きます。ページの下の方に “新規マグネット作成” 欄があります。マグネットタイプのドロップボックスでマグネットを適用したいヘッダ(To、Cc、From、Subject)を選びます。次に、“値” のテキストエリアにマグネットにマッチさせたい文字列を入力します(ワイルドカードは現在サポートされていません)。最後に “分類先のバケツ” のドロップボックスでメッセージを分類させたいバケツを選択します。
同じタイプのマグネットで、同じバケツに分類したい値が複数ある場合、それらを一度に入力することができます。
Should you find anything in the documentation that is incomplete, unclear, outdated or just plain wrong, please let us know and leave a note in the Documentation Forum.