POPFile のモジュール

モジュールは、POPFile に POP メールを処理する以外の機能を追加するためのアドオンです。多くのユーザはそれらのモジュールを必要としていないため、ほとんどのモジュールは(使用する前に)有効にする必要があります。このためには、POPFile を起動して詳細設定タブを開き、モジュール名に “_enabled” を追加した名前の設定を 1 に変更します。そして、“更新” ボタンをクリックしてから POPFile を終了させ、もう一度起動すれば、モジュールが有効になります。モジュールの設定をしたり、セキュリティの設定を変更したりする必要があるかもしれません。UI で設定を変更した場合には、変更した内容を有効にするために POPFile を再起動する必要があるかも知れません。Windows では、デフォルトではこれらのモジュールはインストールされないため、もしまだインストールしていなければ、もう一度インストーラを起動して必要なモジュールをインストールするオプションを選択してください。

以下は、モジュールを有効にするまでの例です: XMLRPC モジュールを有効にするためには、詳細設定タブを開きます。右側の設定リストで、xmlrpc の欄があらわれるところまでスクロールします。そこで、“xmlrpc_enabled” を探して、この値を 1 に変更します。そして、下にある “更新” ボタンをクリックしてから POPFile を終了させます。POPFile を次に起動したときには、POPFile のコアがモジュールを読み込んでモジュールが動き、設定タブで設定できるようになります。

SMTP と NNTP

長い間、私たちはこれらの 2 つの新しいプロトコルについて実験的にサポートしてきました: SMTP (届くメールを処理するためによく使われています) と NNTP (Usenet スタイルのニュースで最も一般的に使われています) の 2 つです。これらはもう実験ではなく、POPFile と一緒に配布されています。SMTP と NNTP のモジュールはデフォルトでは無効になっていますが、詳細設定タブで有効にすることができます。

SMTP モジュールは本当の SMTP の前に立って、サーバからメッセージを受け取り、分類を行ったあとにひとつの SMTP サーバに受け渡すという動作をします。これは SMTP サーバと一緒に使うためのもので、送信メールを処理するものではありません。モジュールを有効にしたら、詳細設定ページを開いて 接続するサーバとポートを設定します。

SMTP をどのように設定するかについての詳しい情報は、SMTP プロキシ にあります。

NNTP モジュールは、ニュースクライアントとニュースサーバの間に入るプロキシとして働き、記事を分類します。現在は、内容がかなり違いますが、メールと同じデータベースを使用しています。NNTP を処理する POPFile を別にインストールしたいと思うかもしれません。

NNTP を設定するためには:

  1. UI の詳細設定タブでモジュールを有効にして、POPFile を再起動します。
  2. メールクライアントに設定したのと同じように、nntp クライアントを設定します。例えば、nntp サーバ欄は localhost (127.0.0.1) に、ユーザ名は real.nntp.host:realusername となるでしょう。(訳注:認証を必要としないサーバの場合、real.nntp.host: とします。参照: FAQ:認証の必要ない NNTP サーバを使用する場合、どのように設定すればよいのですか?
  3. 記事をチェックします。そうすると POPFile 経由で取得されるはずです。
  4. nntp クライアントのフィルタ機能を使って、POPFile が変更したヘッダ、あるいは追加した XPC ヘッダを使用して振り分けを行います。

XML-RPC

 
jp/popfilemodules.txt · Last modified: 2008/02/08 19:49 by 127.0.0.1

Should you find anything in the documentation that is incomplete, unclear, outdated or just plain wrong, please let us know and leave a note in the Documentation Forum.

Recent changes RSS feed Donate Driven by DokuWiki
The content of this wiki is protected by the GNU Fee Documentation License