POPFile は通常、 ステルス モードで動いています。ステルスモードというのは、POPFile が動いているのとは別のマシンからの接続を拒否するということです。これは POP3 プロキシや UI を含む POPFile のサービスに許可なく接続されることを防いでいます。
POPFile を LAN 環境(POPFile が UI や POP3 プロキシへのアクセスをしようとしているマシンとは別のマシンで動いている)で使うためには、 UI のセキュリティタブで ステルス モードをオフにする必要があります。標準では、2つのオプションがあります:
加えて、もし SMTP、NNTP、XML-RPC などの追加モジュールをインストールしているなら、それらのモジュールについての ステルス モードについてのオプションも表示されるでしょう。
LAN を使って操作する場合、クライアントから POPFile の UI にアクセスするための URL を変更する必要があるでしょう。LAN を使用していないときには、POPFile が動作しているローカルマシンに接続するための URL は、http://127.0.0.1:8080/ です。LAN を使用するときには、URL は POPFile がインストールされ、動いているマシンを指定しなければなりません。これには、そのマシンのネットワーク名(DNS か Wins などの名前解決のサービスが LAN 上に設定されている場合)または IP アドレスを利用します。
注釈: ほとんどのシステムでは、POPFile が動いているマシンの名前は UI の「詳細設定」タブにある bayes_hostname パラメータで確認することができます。この値はたいてい正しいマシン名をあらわしています。
LAN を使って操作をする場合、メールクライアントは POPFile が動いている LAN 上のマシンの正しいマシン名か IP アドレスを経由して POP3 メールを受信するように設定しなければなりません。ユーザ名は POPFile をインストールする前に設定されていた 元の POP3 サーバを指定します。ですから、以下のように設定します;
メールクライアントの POP3 サーバを 192.168.1.2 または frodo にして、メールクライアントのユーザ名を、pop3.myisp.com:myusername に置き換えます。
LAN 環境では、ネットワーク上のひとつのマシンがメールサーバとして動いている場合は少なくありません。このような環境でサーバマシン上で POPFile を動作させたい場合は、POPFile とメールサーバ を プロキシチェイニング する必要があるでしょう。この場合は、たいてい、POPFile が使う POP3 ポートやクライアントマシンのメールクライアントが使う POP3 ポートを変更する必要が生じます。
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