POPFileはメールソフトとメールサーバの間で プロキシ として動きます。メールソフトから送られるコマンドはPOPFileを経由してメールサーバに送られます。メッセージを受信するときには、POPFileはメッセージの内容を読み込み、カテゴリ(バケツ)に分類します。そして、分類したメッセージを メールソフト に伝えます。
メールサーバ | –> | POPFile | –> | メールソフト |
POPFileはどうしてメールを正しく分類する方法がわかるのか? それには、ベイズの定理(正確には、 Tomas Bayes牧師 が1720年頃に発見したナイーブ(単純)・ベイズ法)として知られている、古いですが強力な数学的手法を使っています。
POPFileはまずメッセージを単語に分割し、添付ファイルを分析し、HTMLを除去します。そして、このアルゴリズムを使って、メッセージをあなたが作成したいろいろな “ バケツ” へ自動的に分類します。メールソフトはこのバケツによる分類結果を利用することにより、メッセージをそれぞれの受信箱に振り分けることができます。POPFileはそれぞれのバケツに関連づけられたメッセージの特徴を確定する(訳注:そのバケツに入れるべきメッセージを手動でそのバケツに振り分ける)ことによって学習していきます。
参照:
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