POPFile のコマンドラインと詳細設定タブのオプション

このページは、POPFile がサポートしているすべてのコマンドラインオプション、詳細設定タブのオプションについて説明したものです。もし、ここに載っていないオプションが詳細設定タブ http:127.0.0.1:8080/advanced にある場合、それらのオプションは前のバージョンから削除された設定かも知れません。

これらは POPFile が使用変数です。これらのうちいくつかは必要にあわせて変更することができます。それ以外は、(POPFile 自身が)セッション間で情報を保持するために使用されます。それぞれの設定名の横には、設定できる値が書かれていて、デフォルトの値は 太字 になっています。これらの設定のうちの多くは POPFile の UI の「設定」タブで変更することができます。一番安全な方法は、「設定」タブで変更することです。「設定」タブで変更することができない設定は、 斜体 で書かれています。それらの設定を変更するための方法がないのには、たいてい適当な理由があります。しかしながら、これらの設定は詳細設定タブで変更することができるとともに、popfile.cfg を手動で編集することもできます。

popfile.cfg が保存されている場所は、詳細設定タブの “POPFile 全パラメーター” リストの一番上あたりのところにあります。

下に書かれている設定はすべてコマンドラインから指定することもできます。コマンドラインから設定を変更するためには、次のようにします:

perl popfile.pl --set variable=value --set variable2=value2 \\ 

'variable' は指定したい設定の名前、'value' は設定したい値をあらわします。

分類オプション

bayes_corpus
(corpus、どこかのディレクトリ)
POPFile がコーパスを探すサブディレクトリの名称。
bayes_database
(popfile.db、なんらかのファイル名)
POPFile のデータベース(コーパス)を含むファイルの名前
bayes_dbauth
bayes_dbconnect
(dbi:SQLite:dbname=$dbname)
bayes_dbuser
bayes_hostname
(あなたのマシンのホスト名)
X-POPFile-Link ヘッダ を動かすために設定する必要がある場合があります。(訳注:この設定は、HTTP 接続についての ステルスモード が無効(html_local が 0)になっている場合にのみ使用されます)
bayes_localhostname
()
これは、X-POPFile-Link ヘッダをクリックしたときに、 XPL Warning を抑制するために 必要になることがあります。bayes_hostname と似ていますが、ステルスモードで使用されます。
bayes_sqlite_journal_mode
(delete, truncate, persist, memory, off)
SQLite データベースエンジンのジャーナルモード。このオプションは、SQLite バックエンドを使用しており、DBD::SQLite v1.20 以降を使用している場合にのみ有効です。このパラメータを「memory」に変更することにより、POPFile がデータベースを更新する(メッセージを履歴に追加したり、メッセージをバケツに再分類したり)速度が速くなりますが、データベースを更新している間に POPFile がクラッシュした場合、データベースが破損する可能性があります。 (v1.1.1 で追加)
ジャーナルモードについての詳細については、Pragma statements supported by SQLite (英語)を参照してください。
bayes_sqlite_tweaks
(4294967295, なんらかの数値)
SQLite データベースを微調整するためのパラメータ。 (v1.1.1 で変更)
デフォルトの SQLite データベースを使用している際にそのオプションを制御するためのビットマスクです。デフォルトではすべてのオプションは有効になっています (4294967295 は 16進数で 0xFFFFFFFF を意味しています)。
1 (ビット 0) = 同期フラグ(synchronous flag)
同期フラグ(synchronous flag)を normal にします。この値は SQLite 2.x ではデフォルト値でした。同期フラグについての詳細は、Pragma statements supported by SQLite (英語)を参照してください。
2 (ビット 1) = データベースのバックアップ
1時間ごとにデータベースをバックアップします。バックアップファイルは元のデータベースと同じフォルダに保存され、「popfile.db.backup」という名前です。
bayes_subject_mod_left
([ 、なんらかの文字/文字列)
POPFile がバケツ名の前に挿入する文字あるいは文字列。
bayes_subject_mod_pos (v1.1.1 で追加)
(1, -1)
POPFile が件名の変更をする場合にバケツ名を挿入する場所。
bayes_subject_mod_pos = 1
POPFile はバケツ名を件名の 最初 に追加します。

bayes_subject_mod_pos = -1
POPFile はバケツ名を件名の 最後 に追加します。
bayes_subject_mod_right
(] 、なんらかの文字/文字列)
POPFile がバケツ名の後ろに挿入する文字あるいは文字列。参照: Outlook Express でバケツ名を隠す
bayes_unclassified_weight
(100 、なんらかの係数)
この係数は、メッセージを「未分類(unclassified)」に設定するかどうかに影響します。POPFile は他のバケツに比べて X 倍以上確率が高いものがない場合、未分類(unclassified)に設定します。
bayes_xpl_angle
(0, 1)
1 に設定すると、X-POPFile-Link に表示される URL の前後に < > がつきます(X-POPFile-Link: <http:foo.bar> というように)。0 の場合は、なにもつきません(X-POPFile-Link: http:foo.bar というように)。

設定モジュールのオプション

config_pidcheck_interval (v1.1.0 で追加されました)
(5)
POPFile が “popfile.pid” ファイルを確認する間隔(秒)を設定します。POPFile は起動時に “popfile.pid” ファイルを見つけた場合、( config_pid_check_interval * 2 ) 秒の間待ちます。0 に設定すれば、POPFile は pid ファイルをチェックしなくなります。これは、ほかの POPFile プロセスが既に起動しているかどうかを確認しないということを意味します。
config_piddir
(./ 、どこかのディレクトリ)
POPFile が起動時に “popfile.pid” を作成するディレクトリへの相対パス。

全体的なオプション

GLOBAL_debug
(0, 1, 2, 3)
POPFile がデバッグ情報をどのように出力するかを決定します。 0: 出力なし、1: ファイルへ出力、2: コンソールへ出力、3: ファイルとコンソールへ出力。
GLOBAL_last_update_check
アップデートをチェックした日付(コンピュータが読める形式)。
GLOBAL_message_cutoff
(100000)
POPFile がメッセージの内容を分析する最大のサイズ(バイト)。これ以降は無視されます。0 にすると、無制限になり、これはすなわち、サイズに関係なくメッセージのすべてが分析されます。
GLOBAL_msgdir
(messages/ 、どこかのディレクトリ)
POPFile が履歴で使用するメッセージを保存するディレクトリへの相対パス。
GLOBAL_timeout
(60 、なんらかの数字(秒))
POP3 接続がタイムアウトするまでの時間。
GLOBAL_update_check
(0, 1)
POPFile が更新されているかどうかを確認する (1) か否 (0) か。

履歴のオプション

history_archive
(0, 1)
履歴から削除されたメッセージをアーカイブに保存する (1) か否 (0) か。
history_archive_classes
これは、履歴ファイルをランダムに番号付けしたサブディレクトリに保存するかに関する高度な設定です。0 より大きな値に設定された場合、ランダムに番号がつけられたサブディレクトリにアーカイブが保存されます。それ以外の場合は、バケツ名のディレクトリに保存されます(デフォルトでは 0 になっています)。0 ⇐ ディレクトリ名 < archive_classes
history_archive_dir
(archive 、どこかのディレクトリ)
メッセージのアーカイブが保存されるディレクトリ名。
history_history_days
(2 、なんらかの数字(日))
履歴のメッセージが保存される日数。

ユーザインタフェースのオプション

html_cache_templates
(0, 1)
HTML::Template モジュールがテンプレートをメモリにキャッシュするかどうか。テンプレートをキャッシュすれば POPFile の UI のパフォーマンスが向上するでしょうが、スキンを変更したときに表示が変になるかもしれません。キャッシュを有効にした場合、スキンを変更する際には POPFile を再起動すべきです。
html_column_characters
(0、なんらかの数字)
これは、履歴タブの '広く' と '狭く' を使用したときに設定されます。デフォルト (0) では履歴の列の幅は自動になります。
html_columns
(+inserted,+from,+to,-cc,+subject,-date,-size,+bucket)
履歴タブで表示するコラムについての情報です。
html_date_format
(空白、なんらかのフォーマット文字列)
履歴タブに表示されるメッセージの日付を表示するために使用されます。デフォルト (空白) の場合、現在選択されている言語のファイルで定義されたものが使用されます。詳しくは、 POPFile のローカライズ あるいは Formatting the date display on the history page を参照してください。
html_language
(English、他の言語)
POPFile が UI で使用する言語(これは、'languages' ディレクトリにあるファイル名から .msg という拡張子を取り除いたものです。例えば、Espanol の場合は、Espanol.msg が使われます)。
html_last_reset
POPFile の統計情報が最後にリセットされた日付(人間が読める形式)。
html_local
(0, 1)
POPFile が他のマシンからの接続を受け入れる (0) か否 (1) か。
html_page_size
(20 、 なんらかの数字)
履歴の各ページに一度に表示するメッセージの数。
html_password
(32 文字の 16 進数の文字列)
POPFile の UI に設定するパスワード(暗号化されています)。
html_port
(8080 、ポート番号)
POPFile の UI に使用するポート。
html_send_stats
(0, 1)
POPFile が毎日の分類精度の統計情報のレポートを usethesource.com へ送る (1) か否 (0) か。
html_session_dividers
(0, 1)
履歴タブにセッション区切り (POP3 セッション毎に履歴を分割する横線) を表示するか否か。
html_show_bucket_help
(0, 1)
履歴タブとバケツタブにバケツの設定に関するヘルプを表示するか否か。
html_show_training_help
(0, 1)
履歴タブとバケツタブにトレーニングに関するヘルプを表示するか否か。
html_skin
(default 、他のスキンの名前)
UI で使用するスキンの名前(ディレクトリの名前)。
html_test_language
(0, 1)
1 に設定された場合、UI はデバッグモードになり、UI のローカライズをする際に必要になるキーワードが表示されるようになります。
html_strict_templates
(0, 1)
POPFile が使用されているテンプレートで使われていない変数を設定したときにテンプレートモジュールを終了させる(これによって POPFile がクラッシュします)かどうか。スキンを作成する人は、テンプレートがすべての変数を使用しているかどうかを確認するためにこの設定を 1 にすべきです。
html_wordtable_format
(空白 、score、prob、freq)
メッセージの個別表示画面において、メッセージ内の単語一覧をどのように表示するかを決定します。空白に設定すれば、単語は表示されません。”score” に設定すればデフォルトで単語のスコアと分類決定表が、”prob” に設定すればデフォルトで単語の確率が、”freq” に設定すればデフォルトで単語の頻度が表示されます。

ログのオプション

logger_format
(default)
logger_loglevel
(0, 1, 2)
ログにどのくらい詳しい情報を記録するかどうかを設定します。0 では致命的なエラーだけが記録され、2 ではすべてが記録されます。
logger_logdir
(./)
ログファイルが保存されるディレクトリの名前。このディレクトリは POPFile が起動される前に存在していなければなりません ( POPFile はこのディレクトリを作成しません )。

NNTP プロキシのオプション

nntp_enable
(0, 1)
NNTP モジュールが有効 (1) か否 (0) か。
nntp_force_fork
(0, 1)
同時に複数の接続を受け入れる (1) か否 (0) か。
nntp_headtoo (v1.1.0 で追加されました)
(0, 1)
nntp_headtoo = 0
ニュースクライアントから送られたすべての HEAD コマンドはそのままニュースサーバに転送されます。分類は行われず、X-Text-Classification ヘッダが追加されることも、件名が変更されることもありません。

nntp_headtoo = 1
このモードでは、POPFile はニュースクライアントからの HEAD コマンドを 内部で処理し、ARTICLE コマンドに置き換えてニュースサーバに送ります。これによってメッセージ全体を受信することになります。POPFile はメッセージを分類し、XTC ヘッダを追加し、(必要であれば)件名を変更し、ニュースクライアントにヘッダを返します。

注意: headtoo を 真 (1) に変更することは、すべてのメッセージが POPFile の履歴に 2 回ずつあらわれることになることを意味します。しかし、これはほとんど影響ないでしょう。数日たてばメセージ履歴は削除されますし、全体的な分類精度は変わらないからです。POPFile の中では、どちらのメッセージを再分類してもかまいません。
nntp_local
(0, 1)
ローカルマシン(POPFile が動作しているマシン)からの接続のみを受け入れる (1) か、他のリモートマシンからの接続も受け入れる (0) か。
nntp_port
(119、なんらかのポート)
POPFile が NNTP プロキシとして接続を受け付けるポート。
nntp_separator
(:)
ログインとサーバ名との区切りに使用される文字。
nntp_welcome_string
(NNTP POPFile (v1.0.1) server ready)
ニュースクライアントが接続されたときに表示される挨拶メッセージ。

POP3 プロキシのオプション

pop3_enabled
(0,1)
POP3 モジュールが有効 (1) か否 (0) か。
pop3_force_fork
(Windows 版では 0, 1; 他の OS では 0, 1)
プロキシが使われているときに新しい子プロセスを実行する(1)か否か(0)を設定します。1に設定すると、同時接続が可能になりPOP3プロキシとして実行している間にも、UIに接続できます。現在、Windowsでは(1)に設定することはおすすめしていません。
pop3_local
(0, 1)
ローカルマシン(POPFile が動作しているマシン)からの接続のみを受け入れる (1) か、他のリモートマシンからの接続も受け入れる (0) か。
pop3_port
(110、なんらかのポート)
POPFile が POP3 プロキシとして接続を受け付けるポート。
pop3_secure_port
(110、なんらかのポート)
POPFile が secure POP3 プロキシとして接続を受け付けるポート。
pop3_secure_server
(空白)
pop3_separator
(:、なんらかの文字)
ログイン、ホスト名、ポートの区切りに使用される文字列。
pop3_socks_port
(1080、なんらかのポート番号)
pop3_socks_server
(空白)
pop3_toptoo
(0, 1)
pop3_toptoo = 0
メールクライアントから送られてきた TOP コマンドは、すべて単にメールサーバにそのまま送られます。このとき、なにも分類は行われませんし、X-Text-Classification ヘッダが追加されることも、件名が変更されることもありません。'fetchmail' を使っている場合、ひとつだけ例外があります。TOP コマンドが TOP x 99999999 という形であった場合、fetchmail はこれを RETR として扱うようです。

pop3_toptoo = 1
この設定の場合、POPFile はメールクライアントから送られてきた TOP コマンドを、RETR コマンドに置き換えます。これにより、すべてのメッセージが受信されます。POPFile はこのメッセージを分類し、XTC(X-Text-Classification)ヘッダを追加し、件名の変更を行った後に、メッセージのうち要求された行数をメールクライアントに返します。

注意: toptoo を真 (1) に設定するということは、すべてのメッセージが POPFile の履歴に 2 回ずつあらわれることを意味します。ただし、これはわずかな影響でしかありません。履歴は何日か経てば削除されますし、全体的な分類精度は変わらないからです。どちらのメッセージも再分類に利用することができます。

参照:
Toptoo コマンド
pop3_welcome_string
(POP3 POPFile (v1.0.1) server ready)
メールクライアントが接続されたときに表示される挨拶メッセージ。

SMTP プロキシのオプション

smtp_chain_port
(25)
smtp_chain_server

smtp_enabled
(0, 1)
smtp_force_fork
(0, 1)
smtp_local
(0, 1)
ローカルマシン(POPFile が動作しているマシン)からの接続のみを受け入れる (1) か、他のリモートマシンからの接続も受け入れる (0) か。
smtp_port
(25)
smtp_welcome_string
(SMTP POPFile (v1.0.1) welcome)
メールクライアントが接続されたときに表示される挨拶メッセージ。

Windows 版のオプション

windows_console
(0 、1)
POPFile を起動するのに 'runpopfile.exe' あるいは 'popfile.exe' が使われた場合、POPFile がバックグラウンドで起動する (0) か、コンソール(DOS 窓)で起動する (1) かを決定します。この設定は POPFile UI の「設定」タブにあるモジュールオプションの欄のボタンでも変更することができます。
windows_trayicon
(0 、1)
POPFile を起動するのに 'runpopfile.exe' あるいは 'popfile.exe' が使われた場合、POPFile のアイコンをタスクバーに表示する (1) か否 (0) かを決定します。この設定は POPFile UI の「設定」タブにあるモジュールオプションの欄のボタンでも変更することができます。

XML-RPC インタフェースのオプション

xmlrpc_enabled
xmlrpc_local
(0、1)
真 (1) の場合、ローカルからの接続のみを受け入れます。偽 (0) の場合、他のマシンからの接続も受け入れます。
xmlrpc_port
(8081、 なんらかの数字)
XMLRPC に接続するためのポート番号。

原文

 
jp/optionreference.txt · Last modified: 2009/06/21 20:04 by amatubu

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