このページは、新しいバージョンでの変更点などについて簡単にまとめたものです。詳しい情報については、それぞれのバージョンについての リリースノートをご覧ください。(v1.0.0 以前のリリースノートはすべて英語のみです)
リリースノートの日本語訳 を参照してください。
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文字コードの変換処理について、不要な場合に処理をスキップすることによってパフォーマンスが向上しました。 キャラクタセットが設定されていないメールについて、誤ったキャラクタセットが使われてしまうことがあるバグを修正しました。 HTML エンティティによって分類誤りが発生することがあるバグを修正しました。 Windows 環境で、「uninitialized value」の警告が発生することがある問題を修正しました。 バケツの詳細ページにおいて、単語のリンクが URL エンコードされていなかったバグを修正しました。
メールクライアントの設定変更において、Outlook Express が存在するのを前提としないようになりました。 プログラムの追加と削除における POPFile のエントリに表示されるプログラムとデータのサイズが現実的な値になりました。 SSL パッチは「固定」ではなくなりました。インストール時に(互換性のあるバージョンにダウングレードするためのパッチが)ダウンロードされます。これによって、SSL サポートのためのファイルが更新されても簡単に対応することができるようになりました。 Message Capture Utility のショートカットがスタートメニューに登録され、ユーティリティがより簡単に使えるようになりました。 最小限の Perl が最新バージョンに更新されました。 インストーラパッケージは Windows Vista においてよりよく動作するように更新されました(しかし、まだ改善が必要です)。
参照: : 0.22.5 リリースノート(英語)
メール処理におけるパフォーマンスの向上
メール処理のうち文字コードの変換処理において、変換が不要な場合は処理をスキップすることによりパフォーマンスが向上しました。(バージョン 0.22.2 から 0.22.5 における速度向上についてはこちらを参照してください)
誤ったキャラクタセットが使われてしまうことがあるバグを修正
キャラクタセットが指定されていないメールの処理を行う際に、直前に処理したメールで指定されていたキャラクタセットが使用されてしまうことがあるというバグを修正しました。
HTML エンティティによって分類誤りが発生することがあるバグを修正
一部の HTML エンティティは EUC-JP で使われているコードと重複があり、これによってメールの分析が正しく行われず、結果として分類誤りが発生する可能性があるバグを修正しました。具体的には、HTML エンティティについては空白に置き換えるように修正を行いました。
Windows 環境において、コンソールに 'uninitialized value' の警告が発生するバグを修正
Windows 環境で POP3 同時接続を無効にしている場合、コンソールに 'uninitialized value' の警告が発生するバグを修正しました。
バケツの詳細ページにおいて各単語へのリンクが URL エンコードされていないバグを修正
バケツの詳細ページに表示される各単語のリンクが URL エンコードされておらずリンク切れになっていたバグを修正しました。
0.22.4 では重要なセキュリティ関係のバグフィックスを含んだバグフィックスリリースです。下記の 1. に書かれている問題のため、アップグレードされることを強くおすすめします。
参照:
insert.pl スクリプトが日本語で書かれたメールに対応しました。これまでは、このスクリプトを使ってメールを取り込む場合、日本語処理が行われていませんでした。v0.22.4 より、言語設定が Nihongo になっている場合、日本語で書かれたメールを正しく処理できるようになりました。
参照:
Base64 でエンコードされたメールを正しく処理できるようになりました。
Kakasi での処理(分かち書き)におけるパフォーマンスが向上しました。これまではメールの 1 行を処理するたびに辞書の開閉を行っていましたが、これをメール 1 通ごとに修正しました。また、アルファベット等日本語の文字以外しか存在しない行については分かち書きを行わないように修正しました。
(Text-Kakasi モジュールがスレッドセーフでないために Windows 版のみで行っている)排他処理におけるパフォーマンスが向上しました。この修正は、Windows 版で「POP3 同時接続の許可」を「はい」に設定していた場合にのみ影響します。
履歴タブに表示される件名が文字化けし、件名に設定される(シングルメッセージビューを表示するための)リンクが無効になってしまうことがある不具合を修正しました(euc-jp として不正な文字は削除してから表示するように修正しました)。
0.22.0、0.22.1 にはいくつかの問題が見つかっていますので、これらのバージョンを使っている方は、0.22.2 へのバージョンアップをお願いします。修正点については、 リリースノート(0.22.1) リリースノート(0.22.2) を参照してください。(英語です)
これにより、パフォーマンスが向上し、また、履歴タブに表示する項目をカスタマイズできるようになりました。
これまでのスキンよりももっと柔軟にインタフェースを変更することができます。詳しくは、Templating Manual を参照してください。(英語です)
長い間テストされてきた SMTP(受信メールに使用)、NNTP(ネットニュースに使用)のモジュールが POPFile とともに配布されます。 SMTP モジュールは、SMTP サーバのフロントエンドとして動作し、分類したあとに SMTP サーバに戻すプロキシとして働きます。NNTP モジュールは、ニュースクライアントとニュースサーバの間でプロキシとして動作します。 SMTP モジュールについては、 SMTP プロキシ を参照してください。
これらのモジュールはデフォルトでは無効になっているため、詳細設定タブで有効にする必要があります。
新しいテスト中モジュールの IMAP モジュールは、Windows 版では POPFile と一緒に配布されていません。入手については、 IMAP.pm の入手と起動方法 を参照。クロスプラットフォーム版では、POPFile と一緒に配布されています。 このモジュールは、プロキシとして動作するのではなく、定期的に IMAP サーバの新しいメッセージをチェックして、分類結果によって IMAP サーバ内のフォルダにメッセージを移動します。再分類は、IMAP サーバのフォルダでメッセージを移動させるだけです。
IMAP モジュールもデフォルトでは無効になっています。
POPFile を外部から操作するためのインタフェースを提供するモジュールです。API についての詳細は、 XML-RPC を参照してください。 クロスプラットフォーム版で XML-RPC インタフェースを使用する場合は、追加モジュールのインストールが必要です。
XML-RPC モジュールも、デフォルトでは無効になっています。
POP3 プロキシは、新しく APOP 認証をサポートしました。APOP を使用するためには、メールクライアントのアカウントを、'host:username' から、'host:username:apop' に変更します(メールクライアントの APOP 機能を有効にしてはいけません。また、メールクライアントが APOP をサポートしていなくても使用できます)。 すべてのプロキシについて、SSL のサポートが追加されました。SSL を使用するためには、メールクライアントのアカウントを、'host:username' から、'host:username:ssl' に変更します。POPFile に対して SSL で接続することはできませんが、POPFile からサーバへ SSL で接続することができます。 すべてのプロキシについて、SOCKS プロキシが追加されました。設定タブで設定することができます。
注意: Windows 版のインストーラは、SSL のサポートのために必要なモジュールをインストールしません。SSL が必要な場合は、以下のPerl コンポーネントが必要となります。SSL のセットアップについても、別途配布されています。入手については、 FAQ:メールサーバに SSL で接続したいのですが、POPFile を使用することはできますか? を参照してください。
クロスプラットフォーム版では、下記のモジュールが必要です。
ISO-2022-JP 以外のメール(UTF-8)などのメールについても正しく解釈ができるようになりました。
サブジェクト(件名)についても分かち書きを行うようになりました。これにより、サブジェクトに書かれた個々の単語を判定に利用できるようになりました。 マグネットで件名を使用している場合、若干の変更が必要となる場合があります。例えば、件名が「未承諾広告※」の場合、という指定をしている場合、「未 承諾 広告 ※」というように間にスペースを入れる必要があります。
本文が Quoted Printable でエンコードされたメールが正しく解釈できるようになりました。
隔離機能を使用した場合に、本文中のトップ 20 の単語が文字化けしたり、件名が途中で切れてしまったりする問題が修正されました。
これまでの POPFile では、同じコンピュータを複数の人が使っている場合、別々に POPFile をインストールしないと履歴やコーパスの内容が共有されてしまうという問題がありました。 0.21.0 から、マルチユーザ対応となり、履歴やコーパスの保存場所をインストールするときに選択できるようになりました(Windows版)。
これまで、これらのヘッダをつけるかどうかは全体で設定するしかありませんでしたが、 0.21.0 からはこの設定をバケツごとに変更することができます。「バケツ」タブで設定することができます。
最近、 CSS を使ってフィルタをだまそうとするスパムが出てきましたので、 CSS を解釈する機能を追加しました。この機能が追加されたことによって、一時的に精度が落ちる可能性もありますが、少し学習させれば元に戻るでしょう。
FAQ などを含めたドキュメンテーションプロジェクト(今見ているページです)ができました。このうち、FAQ については、 POPFile コントロールセンター の左下にある FAQ のリンクから参照することができます。
POPFile 0.20.0 及び 0.20.1 に存在した日本語メールを正しく分類できないという致命的なバグは修正されています。この問題を修正するために日本語化パッチをインストールする必要はありません。
HTTP レスポンスが改善されたため、ユーザーインターフェースのページで文字化けの起こる可能性が小さくなっています。特に、X-POPFile-Link ヘッダーのリンクから履歴のページに飛んだ場合に頻繁に起こっていた文字化けが起こらなくなっています。(Akira HOSHIBA (arq) 氏提供)
FAQ 日本語版(今見ているページです)が Naoki Iimura 氏の多大なる尽力により完成しました。英語以外の言語に翻訳された初めての FAQ です。
POPFile のバックアップは、POPFile ディレクトリをどこかにコピーしておくだけです。コピーした後、新しいバージョンを上書きしてください。既存のコーパスや設定ファイルは自動的にアップデートされます(Windows 版はインストール時に自動的にアップデートされます。クロスプラットフォーム版は初回起動時に自動的にアップデートされます)。
クロスプラットフォーム版を使っている場合には、いくつかの Perl モジュールを CPAN からダウンロードする必要があります。 バージョン 0.22.2 では、以下のモジュールが必要となります(環境によってはすでにインストールされている場合や、他に必要なモジュールがある場合もあります)。
また、v0.20.x からバージョンアップする際には、
が必要です。
日本語環境で利用する場合には、
についても必要となります。
参照:
POPFile の最新バージョンは ダウンロード からダウンロードすることができます。
ログインごとにユーザをわけるマルチユーザのサポート 大きな組織や ISP などで使えるようにする Mac OS X のインストーラ
参照:
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